おはようございます。

 

 

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

 

ナカヤ カズヒロと申します。

 

 

現在、大阪にて易占業を営みつつ、タオと陰陽五行の研究に親しんでおります。

 

 

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

今日は「小さいものと大きいものは相似している」という話をします。

 

 

 

 

 

 

老子は、陰陽について書物で説いています。

 

 

それが

 

「最初は無の状態だった。

 

無から有が生じた。

 

混沌としたものが二つに分かれた。

 

それが陰陽である。」

 

という内容の文章です。

 

 

これは、生命が生まれるような感じに近いです。

 

 

受精して細胞ができて、二つに分かれてそこから四つに分かれていく様子をイメージしていただくとわかりやすいでしょう。

 

 

実は、小さいものを調べることで、大きいものがわかります。

 

 

例えば受精卵のしくみを見ることで、人のしくみがわかるというようなことです。

 

 

このように、小さい物事と大きい物事はよく似ています。

 

 

つまり、相似しているということなのですが、これはホログラフィック理論フラクタル理論を使って説明することが出来ます。

 

 

ホログラフィック理論とは、ひとつの小さなまとまりの中にはすべての情報が内在しているというもので、小さい出来事は全体の一部の中に入っているので、一部を見れば全体がわかるという考え方です。

 

 

兆しから未来を読むことがあります。その前提にこれらの理論があるとも言えます。ちなみに卍易ではこれを響卜と呼びます。
 

 

 

また、フラクタル理論は、小さいものは全体のひな型になっているので、ひな形がわかれば全体がわかるという考え方です。

 

 

例えば体のツボは365個あると言われていますが、この数は一年の日数と同じです。

 

 

つまり、人間も自然も一緒であり、「人間は自然のひな型である」と捉えることが出来ます。

 

相似象(そうじしょう)とも言います。
陰陽五行や卍易など、卜占や家相風水の読み取りはすべてこの考えで出来ています。

相似した象(かたどり)を古代から積み重ねて発見していった結果、出来上がったものなのですね。


兆しから未来を読み取ることも、時を超えて相似した出来事が未来に起こるのではないか?という仮説に基づいています。

 

 

これは、「自然は一つの大きな生き物であり、人間もその一部である」というガイア理論にも通じます。

 

 

卍易において、コインの結果で全体を読み取るというのも、まさにこれらの考え方と同じことになります。

 

 

こういうことは、深い瞑想をしているか、もしくは実際に体験すると分かるようになります。

 

 

驚くべきは、老子が紀元前にこのことに言及しているという点です。

 

 

私たちよりはるか昔に生きた老子が、このようなことを理解しているということはすごいことです。

 

 

老子は仙人と言われるだけに、さすがとしか言いようがありません。

 

 

ですが、そもそもこういった情報を伝えてくる根源は、同じ場所から来たように思います。

 

 

おおらかでありながら、細かいことをよく知っていて、なおかつすべてに対してOKを出す。

 

 

そのような見えない神のような存在を感じる人もいます。

 

 

老子はこういった存在を「道(タオ)」と言っています。

 

 

 

 

 

ということで、今日はホログラフィック理論やフラクタル理論を参考にして、「小さいものと大きいものは相似している」という話をさせていただきました。

 

 

人間を自然の雛形として捉えることが出来るのと同じように、この世界を意識して見れば、あちこちで相似しているものがあることに気付くでしょう。

 

 

ちなみに卍易の風水術は、この理論を元にして特殊なインテリア風水を仕掛け、今の住まいをより住みやすく、お金まわりも健康も人間関係も良くする技術です。

 

 

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

またお会いしましょう。