こんばんは。

 

 

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

 

ナカヤ カズヒロと申します。

 

 

現在、大阪にて易占業を営みつつ、タオと陰陽五行の研究に親しんでおります。

 

 

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は縁起の良い日や良くない日に関する話をします。

 

 

専門的な言葉も入ってきますが、わからないと決めずに何度か読んでいただけるとありがたいです。

 

 

 

 

 

 

 

縁起の良い日や良くない日については、六曜(りくよう)を専門的にまとめてある本を読んで検証しました。

 

 

六曜は、中国の唐の天文家の李淳風(りじゅんぷう)という人が考えた占いです。

 

 

この人は太陽暦の暦を編纂したとされ、推背図(すいはいず)という予言書を書いた人のひとりでもあります。

 

 

ちなみに推背図は、西洋で言うところのノストラダムスの大予言と同じようなもので、当たりすぎていて本物は世の中に出ていないとも言われています(オカルトが好きな人には有名な話です)。

 

 

実は六曜は、とても賢い人が考えたものだったのですね。

 

 

 

さて、中国で李淳風によって生み出され、室町時代に日本に入って来た六曜ですが、もともとは時間立卦(じかんりっか)と言って、思い立った時に吉凶を判断する占いの方法でした。

 

 

そもそも六曜には決まった順番がありましたが、時代が進むにつれて、吉凶の順番が変わり、名前も変わり、最終的には占い方まで変わってしまいました。

 

 

現在は、日にちによって、この日が大吉とかこの日が大凶とかいう設定をしていますが、本来は全く違ったものだったということです。

 

 

ちなみに現在の六曜は、「大安(たいあん)」「赤口(しゃっこう)」「先勝(せんしょう)」「友引(ともびき)」「先負(せんぶ)」「仏滅(ぶつめつ)」の六つを日にちにあてはめており、信じておられる方も多いです。

 

 

ですが、元々はそのようなものではなかったので、あまり気にされなくても大丈夫ということです。

 

 

また、六曜以外の他の占術に関してもお伝えすると、縁起のいい日、良くない日というのは、陰陽五行などの理屈で判断しているはずです。

 

 

その際、東洋(中国由来)の占術の道具として挙げられるのが、陰陽、三才、四象、五行、六神、八卦、十干、十二支といったものです。

 

 

同じ道具を使いますが、占い方が違うのです。

 

 

ちなみに、ここでお話しする「道具」とは、ものの考え方であり、分類法でもあります。

 

 

ざっくりとお伝えしますと、陰陽は二種類に分類する方法であり、三才は三つに分類する方法、四象は四つに分類する方法というように、それぞれの数によって分類する数が異なっています。

 

 

このようないろんな道具を組み合わせることで、吉凶を計算したり読み取ったりするのです。

 

 

そもそも、暦そのものが、このような道具を使って作られています。

 

 

縁起の良い日や悪い日も、いろいろと詳しく調べると、ちゃんと昔からある「道具(ものの見方)」が組み合わさっているのがわかって、とても面白いですよ。

 

 

 

 

 

 

ということで、今日は縁起の良い日や良くない日について簡単にお話しさせていただきました。

 

 

東洋の占術は、陰陽や三才、四象といった道具(ものの考え方、分類法)を組み合わせて、縁起の良い日や良くない日を判断しています。

 

 

但し現在もカレンダーなどで見かける六曜(大安や仏滅など)について言えば、最初に考え出されたものの形から大きく変わっているので、あまり深刻にならなくても大丈夫ということです。

 

 

行事の日程を決める際に優先順位とする方もおられると思いますので、何かしらご参考になれば幸いです。

 

 

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

また明日お会いしましょう。