こんばんは。

 

 

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

 

ナカヤ カズヒロと申します。

 

 

現在、大阪にて易占業を営みつつ、タオと陰陽五行の研究に親しんでおります。

 

 

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

今日は「道(タオ)を得た人」についてお話しします。

 

 

 

さて「道(タオ)を得た人」とは具体的に言うとどういう人なのでしょうか。

 

 

わかりやすくいうと「大いなる自由を手に入れた人」です。

 

 

中国人には、プラグマティスト(現実主義者)が多いのですが、彼らの考えで行くと

 

「好きな時に好きなだけ、好きなことをし続けられる」

 

「好きな場所に好きな人とだけ、い続けることが出来る」

 

このあたりのことがすべて叶うと、「大いなる自由である状態」と言えるようです。

 

 

そして、このうち何個か叶っていると、大いなる自由に近づいていると言えます。

 

 

さて、道(タオ)を得る途中には、「法財侶地(ほうざいりょち)」が手に入ると言われています。

 

 

「法」とはノウハウのことです。

 

 

ノウハウがあれば、すべて失ってしまってもやり直しができます。

 

 

それはマインドも関係しています。

 

 

パートナーも、お金も、一度すべて失ってしまってもまた手にできるということです。

 

 

「史記」という「歴史」の言葉の元になった本には、この一つの例として、大金持ちになった人のことが書かれています。

 

 

史記は本来、王族や国の盛衰が記されるべき書物です(まさに歴史です)が、その人はあまりにも大金持ちになって珍しかったために書き残されました。

 

 

つまり史記の番外編というわけです。

 


ちなみにその人は、一度大金持ちになって、それからすべて手放して別の場所に移住し、そこでも大金持ちになったそうです。

 

 

法を持っていればこそ、つまりノウハウがあるからこそ、やり直しがきいたのですね。

 

 

大昔でなくとも、一代で財をなした人のうち、一度は財をすべて失った経験のある人が意外に多くいます。

 

 

これも法を持っている人と言えるでしょう。

 

 

タオ的な仙人の前提として、お金持ちであること、少なくともノウハウを持っていることが必要なのですね。

 

そしてノウハウがあれば、何度もやり直しがききますから、ものの考え方の根っこであるマインドも重要ということになります。

 

 

パートナーにモテるマインド、お金持ちになるマインド、良い土地を見つけるためのマインド、こういったマインドはとても大切です。

 

 

 

「財」とはお金のことです。

 

自由になるにはお金があればあるほどよいですし、分かりやすい自由度の目安にもなるでしょう。

 

 

これは立ち位置の違いですが、日本人は他国の人と比べてすごく自由、つまりお金持ちです。

 

 

例えば日本人のパスポートを使えば、世界中のほぼどこにでも行けます。

 

 

私たちはそれが当たり前のように考えていますが、これは実際のところ凄いことなのです。

 

 

バックパッカー時代にモノホンの旅人から聞いたのですが、当時は日本のパスポートが闇ルートで50万円で売買されていたらしいです。(今は電子パスポートになっていますので無理ですし、もちろん犯罪です)。

 

 

「侶」はパートナーのことです。

 

独身の方の場合だと、侶は出世に変わることがあります。

 

 

また、「侶」というのはパートナー全般をあらわしますので、一緒に目的を果たそうとする仲間のことでもあります。

 

 

 

最後の「地」ですが、これは土地のことです。

 

 

土地は不動産というくらいですから、立地がすべてです。

 

 

どこに土地を持つか、どこに住むかによって、その人の人生はあらかた決まってしまいます。

 

 

住む場所が確保されていれば、自由度も上がります。

 

 

ちなみにこの「法財侶地」は元々道教の言葉で、華僑や仙人とも関係しています。

 

 

華僑は、国を追われ、外国に行って住み着いた中国人のことで、商売を始め、成功している人も多いです。

 

 

明日の記事で、華僑については、もう少し詳しくお話しさせていただきますね。

 

 

 

 

ということで、今日はタオを得た人についてお話をさせていただきました。

 

 

「法財侶地(ほうざいりょち)」を得ていくプロセスを楽しみつつ、タオに近づいていきましょう。

 

 

公式LINEでは、易と風水とタオ的世界について、

不定期ではありますが、メッセージをお送りしています。

より良く生きるための考え方として、

ぜひ参考にしてください。

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

また明日お会いしましょう。