おはようございます!
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
仲谷一祐(ナカヤ カズヒロ)と申します。
現在、大阪にて易占業を営みつつ、タオと陰陽五行の研究に親しんでおります。
どうぞよろしくお願いします。
今日は「タオイスト」についてお話させていただきます。
タオを実践している人を「タオイスト」と言い、昨日の記事でお話しした老子はまさに「タオイスト」です。
彼は、多くの人たちが「生き残るために不自由な状態を選ぶ」のとは逆に、「自由になることが生き残る道である」と考えていました。
例えば兵隊になり、生き残るために武器を持って人を殺めなければならないというのは不自由なことで、他にも良い道があるということです。
また、就職活動の際に、条件の良い会社を選ぶことは一見自由に近づくように見えますが、実は条件を設定している時点で制限があるため、不自由と言えるでしょう。
無意識に「生き残れないかもしれない」という自分に対する疑いがあり、それが制限を生み出しているのです。
ところが「タオイスト」であれば、求人に出ている条件に該当していなくても、自分が「ここ」と決めた会社に採用されたりします。
職場の求人条件に関わる仕事は別の人がやってくれ、本人は他の仕事で能力を発揮して重宝がられるのです。
私の知人(Nさんとしておきます)はまさにその体験をしたひとりです。
彼女は積極的な就職活動はせずに、新聞に掲載されていたある求人にピンと来て応募しました。
求人条件には、「英検の上級を持っている人」とあり、また、募集していた職種は秘書だったので、秘書検定も持っている方が望ましかったでしょう。
ところがNさんの英語力はそれほどではなく(面接試験でも文脈を取り違えて答えたそうです)、秘書の資格なども持っていませんでした。
だというのに、求人条件に合った人たち(20人くらい)をさしおいて、採用されたそうなのです。
実は直前までスーツも準備しておらず友人に借り、面接の練習もやったことがなかったというNさん。
型にはまらず、自ら制限をかけない。
これはタオイストの生き方と言えます。
そこには自分が「生き残れる」という信頼があるため、とても自由なのです。
面白いのが、採用理由がなんと面接官の奥さんとNさんが同姓同名だったからだとか(笑)。
(これはあとで聞いたら「感じが一番良かったから」と言われたとのことです)
また、英語に関しては、他の得意な人にやってもらうということになったそうです。
彼女のすごいところは、何も持たなくても受かると信じて、行動したところです。
(細胞が受かることを確信していたというのがまたすごい!)
タオ的に言うと、縁のあるところには必ず繋がる(上手くいく)ということですね。
特別なことを何もしなくても、自分が上手く行く場所に身を置けるというのは、引き寄せが働いているとも言えます。
また、彼女が職場に入った後、デスクの整理をしていたら眠っていた通帳が出てきたそうです(しかも大金)。
そして、そこからさらにその会社の業績が良くなっていったりと、たくさん良いことが起こったそうです。
これはまさに仙人的なエピソードです。
ということで
今日は「タオイスト」についてお話しさせていただきました。
現代でタオを実践している人はどのような感じなのか、皆さんにそのイメージが伝わると幸いです。
公式LINEでは、易と風水とタオ的世界について、
不定期ではありますが、メッセージをお送りしています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。