こんばんは。

 

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

仲谷一祐(ナカヤ カズヒロ)と申します。

 

現在、大阪市にて易占業を営みつつ、タオと陰陽五行の研究に親しんでおります。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

今日は、タオについて語る上で欠かせない存在である「老子」についてお話しします。

 

 

 

「老子」は、「道徳経」※という道(タオ)に関する書物を書いて、最後は西の国に旅立った人です。

※道についての教えである「道経」と徳についての教えである「徳経」を合わせたもの

 

 

元々は役人であり、図書館司書のような仕事をしていたようです。
 

 

 

さて、この「道徳経」が書かれることになった経緯に、このような話があります。

 

 

 

老子が国から出るために関所に着いた時のことです。

 

 

突然、世話係の人が老子に「給料をくれ」と言ってきました。

 

 

 

すると老子は「自分の隣で長いこと仙人修行をさせてやったというのに、給料を欲しがるとは何事か!」と怒り、世話係の口から護符(ごふ)を取り出し、白骨化させてしまいました。

 

 

つまり老子は、世話係に護符を飲ませて不老長寿にしていたのです。

 

 

 

護符というのはあの世とこの世に通じる力を持つ呪文が描かれたおふだのことで、描く人によってパワーが違います。

 

 

ちなみに少し古いですが、霊験道士の映画でキョンシーの額に道士が貼り付けて動かなくさせる黄色いおふだも護符です。

 

 

少し脱線しましたが話は続きます。

 

 

関所でこの一連の出来事が起こったとき、老子たちの様子を見ていた役人がいました。

 

 

役人が怒る老子を諫めると、今度はなんと彼の目の前で世話係を生き返らせたのです。

 

 

もともと老子のことを噂で知っていたこの役人は、その力を本物だと確信し、老子に「タオ」について教えて欲しいと請います。

 

 

そこで、老子は彼の家に泊まり、「道徳経」を書き上げたそうです。

 

 

 

こうして、老子の残したこの書物は以後の古代中国思想に深く浸透し、世界中に大きな影響を与えました。

 

 

また、儒教の始祖である孔子が、彼に会って話をしたものの理解が及ばなかったという説もあり、その存在の大きさを慮ることが出来ます。

 

 

 

 

 

ということで

 

今日は「老子」について簡単にお話をさせていただきました。

 

 

老子のすごさについては、今後もこのブログでお伝えしていく予定です。

 

 

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

明日もどうぞお楽しみに!