Asamiちゃん主宰の勉強会、おいでいただいた皆様、ありがとうございました。
私はこれまで、ヴァイオリン@アラブ音楽という旅を、まわりにともに学ぶ人も居らず、一人でいろいろあがきながら進んできたので、皆さんとシェアできるのは、「一人で歩いて行くための」道具みたいなものが多いかもしれません。ある時は杖、ある時は羅針盤となるような、物事のとっかかりを、
すこしでも皆さんにご紹介できたでしょうか。
最近、ダンスアラベスクのスタジオでもレクチャーなどさせていただいていますが、
今回は今回できっかけをくれたAsamiちゃんとの経緯をふまえて練り直しました。
やりだしたらあれもこれも、ということになって、結局講義原稿を一本書き上げる事に。
またしても貫徹。今月は何かにつけて徹夜する運命なのか…(笑)

主宰のAsamiちゃん、どうもありがとう。

さて、明日は、先に福岡で一回やったカメリアさんとのワークショップに、再度ご一緒します。
カメリアさんの体、呼吸にたいするノウハウは、深い!全部ご自分で考えられた方法、と仰ってましたが、長く美しく踊り続けるために自ずとこんなところに到達されるのかと思うと、脱帽です。
おそらく、市販の「呼吸」や「体作り」のノウハウの本の、本棚一個分くらいの何かが、ワークショップを通じて得られると思います。

そう、知識とは所詮そんなものです。

体を通じて真に何かを生み出す事の前には、すべての知識はひれ伏すと思います。

だから、私のレクチャーも、杖とか、羅針盤程度。
そんな道具がいくらあっても、自分が歩いて行かなければ、なんて言うんだっけそういうの。
猫に小判?

そんな感じですよ。

私がちまちま調べたりしている事も、所詮その程度で、
結局は自分の中に、どれだけ深い音の泉を掘り下げるか、というためのシャベルだのつるはしだの、そういう役割だと思う。

でも、手で掘るより道具を使うと早くほれる、というのもまた事実でもある。

使えるものは貪欲に使いつつ、目指すものと、ひたむきさは、常に身の内にあって失われないように。
巡礼の旅の日日。

月末は三連荘です。(詳細はメッセージボードをみてくりゃれ。)
そのオオトリ、しかも月曜日の夜に、自主企画Mirage 10回目。

この夏は、自分が目指すところ、呼ばれるものをいやという程痛感する夏だった。
ああ、この身をすべて投げ出すよ、すべて捧げるよ、そんな気持ちに何度もなった。
音の旅の、一つの終わり、そして始まりを、皆さん見届けにきてくださいな。

流れ星Mirage 10th!
中近東の音楽とoriental cuisine
2010.8.30.mon.

常味裕司(Tsunemi,Yuji)oud 
和田 啓 (Wada,Kei) req
及川景子 (Oikawa Kyoko) violin

open /19:00
start /20:00
charge /adv. 3,000yen(1drink)、door 3,500yen(1drink)

ご予約 miiiraaaj@gmail.com
※当日は1500円程度で中近東風食べ放題ビュッフェが出ま
す。お席の確保のためにもご予約をお薦めいたします。

神田パーティールーム
東京都千代田区多町2-2-3 元気ビル3F
電話 03-5294-9100(たん禅パーティールーム係)