告知したと思った記事が、アップされてない、というか、存在が見当たらぬ!

なんてこった。
というわけで、年明け一発めのライブが終わりました。
くそー…
年明け一回めの日曜日だというのに、けっこう皆様いらしてくださり、
おまけにウードのT師匠までいらっしゃり、
A社の社長ご夫妻も、
いつも来てくださる皆さんも、
今年もどうぞよろしくお願いいたします~
という感じだったのですが、
さっきまでしばらくパソコンの前で惚けていました。
そんくらい疲れた。
今回のための一回めのリハで、パーカッションT兄貴が寝ていて寝返りも打てないという自体に陥り欠席。
その代替え、追加リハを明けて3日に行いましたが今度は私が発熱中。
今日来て見たら、レクのFが手に湿布してて「昨日親指突き指したんすよ」…親指はレクを支える指ではないか。
さらにウードのDにいさんが「オレなんか右手腱鞘炎気味でさぁ」
…
満身創痍のメンバーで、T師匠もくるとゆーのになんでEntaOmriのロングバージョンとか、とんでもねぇプログラムなんだべ。
いやいやいや、T師匠がたとえいなくとも、
皆が元気一杯でも、
このプログラムは相当ハードル高くて、
わたしゃ正月発熱して寝ながらも、ず~~~~~~~~っと「あそこのアレはどう演奏しようか…」「あそこのイーカーはあれでいいんだろうか…」とぐるぐるぐるぐるしとったような曲です。
このチャレンジはこのメンツで実際二回めだけど、
一回め「とりあえずぶつかってみるか」っていうような気軽さが今回は皆無で、
「いい曲なんだから何としても形にしたい」って最初から皆モティベーションが高くて、
それはいいことなんだろうけども、
やればやるだけ「でもこれでいいの!?」ってかんじでリハが終わり、
今日の今日までメンバー全員がたぶん「う~む…」と思いながら頭をひねっていた(はず…I hope…)わけどす。
一つには、アラブ世界で知らぬヒトのいない「名曲中の名曲」であること、
そして、「歌曲を器楽曲として演奏する」こと、
さらには「カリスマ的大歌手が彼女ならではのスタイルと才能でもって、(しかもオーケストラをバックにして)豊かに肉付けされ、造形された状態で歌った曲を、その絶大な影響力を持つ録音からはなれ、もう一度その曲そのものの骨格に立ち戻って解釈し直す」必要があり(というのも、彼女のスタイルは、歌いながら曲を作り替える、ともいうべき作業によって完成されており、歌と曲が渾然一体となったアレンジなのです)、
そもそも、それらはアラブ音楽という方向性の中で摸索される、
という、
ま~なんつうか…チャレンジ全マシなかんじ…
この状態になる前に、私は、ライブ録音(一曲で一時間くらいある)からす採譜し、整理し直し、という作業をして、一回T師匠、I兄貴とで一曲コンプリートを器楽演奏でチャレンジ。これが三年くらい前。
その後さらにその楽譜をリライトすること、多分四回は越える…
という過程を経てはいる。
あたってくだけろ…ではありませんが、ほんと玉砕しても、
でも弾くしか無い…というような、弾かずにはおれないような曲。
歌詞を読みながら聞いて、まず滂沱の涙。
採譜中にすでに「大それたことに手を付けちまったわ~」とはすぐわかったものの、
どうしてもやらずにはおれず、そして弾けば弾くほど、その音楽への情熱があふれてきて、
そのとき初めてといっていいほど、アラブの音楽を弾きながら血を滾らせた。
そんな曲にであってしまったがために、私はいまアラブ音楽を演奏している、
とゆーよーな、私がこの道にぐっと深く踏み込むきっかけになったような曲でもあり、
その後、意を決して現地に勉強にいった際、
チュニジアで大ホールにお客さんの一斉斉唱(ライブ中にお客さんたちが皆歌わずにはおれなくなってしまったワケ)を聞いて、鳥肌がたった曲でもあり、
アラブバイオリンを手ほどきしてくれたB先生が、机の上に出していたリライト中のその楽譜を見て(考えてみると、このころは最初に書いてからすでに一年は経ってるはずだけど、ま~だ絶賛悩み中で、楽譜をチュニジアまで持っていてあーでもないこーでもないしてたわけだ、ははは。)一緒に演奏してくださり、
「この曲でかならずKyokoのことを思い出すよ…」とお別れの日におっしゃってくださった曲でもあり…
しかしながら、
最初のチャレンジ以降、その曲の一部を様々なところで、様々なメンバーと演奏してきましたが、
「…?」
という感じは拭えず。
今回他のメンバーがよりによって(笑)最後まで演奏したなんていう酔狂なことを言い出すわ、思いのほかこの曲にたいして「なんとか形にしたい」という強いアピールを見せるわ、というわけで、
その今までたまりにたまった「…?」
を、すべて持ち込むようなかたちで(笑)ワタクシ的に再チャレンジ…だったわけですね。
まだまだまだまだ道半ば。
たぶん、次演奏するときはもっともっともっともっと悩むかも。
でも、一緒に産みの苦しみに取り組んでくれ、この機会をくれたメンバーには、なんだか感謝するしかない気がするなぁ。くそぅ…(笑)
そして、ながーい一曲につきあってくださったお客様、本当にありがとうございました。
さー、次はあの曲にチャレンジだぞー!(懲りてない)

なんてこった。
というわけで、年明け一発めのライブが終わりました。
くそー…
年明け一回めの日曜日だというのに、けっこう皆様いらしてくださり、
おまけにウードのT師匠までいらっしゃり、
A社の社長ご夫妻も、
いつも来てくださる皆さんも、
今年もどうぞよろしくお願いいたします~
という感じだったのですが、
さっきまでしばらくパソコンの前で惚けていました。
そんくらい疲れた。
今回のための一回めのリハで、パーカッションT兄貴が寝ていて寝返りも打てないという自体に陥り欠席。
その代替え、追加リハを明けて3日に行いましたが今度は私が発熱中。
今日来て見たら、レクのFが手に湿布してて「昨日親指突き指したんすよ」…親指はレクを支える指ではないか。
さらにウードのDにいさんが「オレなんか右手腱鞘炎気味でさぁ」
…
満身創痍のメンバーで、T師匠もくるとゆーのになんでEntaOmriのロングバージョンとか、とんでもねぇプログラムなんだべ。
いやいやいや、T師匠がたとえいなくとも、
皆が元気一杯でも、
このプログラムは相当ハードル高くて、
わたしゃ正月発熱して寝ながらも、ず~~~~~~~~っと「あそこのアレはどう演奏しようか…」「あそこのイーカーはあれでいいんだろうか…」とぐるぐるぐるぐるしとったような曲です。
このチャレンジはこのメンツで実際二回めだけど、
一回め「とりあえずぶつかってみるか」っていうような気軽さが今回は皆無で、
「いい曲なんだから何としても形にしたい」って最初から皆モティベーションが高くて、
それはいいことなんだろうけども、
やればやるだけ「でもこれでいいの!?」ってかんじでリハが終わり、
今日の今日までメンバー全員がたぶん「う~む…」と思いながら頭をひねっていた(はず…I hope…)わけどす。
一つには、アラブ世界で知らぬヒトのいない「名曲中の名曲」であること、
そして、「歌曲を器楽曲として演奏する」こと、
さらには「カリスマ的大歌手が彼女ならではのスタイルと才能でもって、(しかもオーケストラをバックにして)豊かに肉付けされ、造形された状態で歌った曲を、その絶大な影響力を持つ録音からはなれ、もう一度その曲そのものの骨格に立ち戻って解釈し直す」必要があり(というのも、彼女のスタイルは、歌いながら曲を作り替える、ともいうべき作業によって完成されており、歌と曲が渾然一体となったアレンジなのです)、
そもそも、それらはアラブ音楽という方向性の中で摸索される、
という、
ま~なんつうか…チャレンジ全マシなかんじ…
この状態になる前に、私は、ライブ録音(一曲で一時間くらいある)からす採譜し、整理し直し、という作業をして、一回T師匠、I兄貴とで一曲コンプリートを器楽演奏でチャレンジ。これが三年くらい前。
その後さらにその楽譜をリライトすること、多分四回は越える…
という過程を経てはいる。
あたってくだけろ…ではありませんが、ほんと玉砕しても、
でも弾くしか無い…というような、弾かずにはおれないような曲。
歌詞を読みながら聞いて、まず滂沱の涙。
採譜中にすでに「大それたことに手を付けちまったわ~」とはすぐわかったものの、
どうしてもやらずにはおれず、そして弾けば弾くほど、その音楽への情熱があふれてきて、
そのとき初めてといっていいほど、アラブの音楽を弾きながら血を滾らせた。
そんな曲にであってしまったがために、私はいまアラブ音楽を演奏している、
とゆーよーな、私がこの道にぐっと深く踏み込むきっかけになったような曲でもあり、
その後、意を決して現地に勉強にいった際、
チュニジアで大ホールにお客さんの一斉斉唱(ライブ中にお客さんたちが皆歌わずにはおれなくなってしまったワケ)を聞いて、鳥肌がたった曲でもあり、
アラブバイオリンを手ほどきしてくれたB先生が、机の上に出していたリライト中のその楽譜を見て(考えてみると、このころは最初に書いてからすでに一年は経ってるはずだけど、ま~だ絶賛悩み中で、楽譜をチュニジアまで持っていてあーでもないこーでもないしてたわけだ、ははは。)一緒に演奏してくださり、
「この曲でかならずKyokoのことを思い出すよ…」とお別れの日におっしゃってくださった曲でもあり…
しかしながら、
最初のチャレンジ以降、その曲の一部を様々なところで、様々なメンバーと演奏してきましたが、
「…?」
という感じは拭えず。
今回他のメンバーがよりによって(笑)最後まで演奏したなんていう酔狂なことを言い出すわ、思いのほかこの曲にたいして「なんとか形にしたい」という強いアピールを見せるわ、というわけで、
その今までたまりにたまった「…?」
を、すべて持ち込むようなかたちで(笑)ワタクシ的に再チャレンジ…だったわけですね。
まだまだまだまだ道半ば。
たぶん、次演奏するときはもっともっともっともっと悩むかも。
でも、一緒に産みの苦しみに取り組んでくれ、この機会をくれたメンバーには、なんだか感謝するしかない気がするなぁ。くそぅ…(笑)
そして、ながーい一曲につきあってくださったお客様、本当にありがとうございました。
さー、次はあの曲にチャレンジだぞー!(懲りてない)