私が前から大好物だったモノが、living foodのおやつにぴったりだということに気がつく。
デーツ(ナツメヤシの実)に、ココナツの千切り(お菓子でよく使うやつ)をさらさらふりかけたモノ。

最初に食べたのはシーアがやっているルーミーというイベントで、シーアがだしてくれたやつ。

中東ではデーツは大変愛されている食べ物のようで、
アラビア語の先生が「明日大使館関係のバザーがあるんだけど、そこでふるまうのが山積みになってたからもらってきたよ」(笑)ってくれたのは、今まで食べた中で最高級だったと思う。
まぁそれは授業に使うからでもあって…(てーのは言い訳かなぁ)アラビア語(タムルって呼ぶのが一般的かなぁ?)を説明してくれた後に、
「ハッスルしたいときの前には、デーツの実を牛乳の中に入れてぐちゃぐちゃっとして、それをかーっと飲むと、もう雄牛のようになれるよ」(注:すべて英語)って教えてくれた。

チュニジアでも、ラマダンブレイクの食事に、必ずスウィーツとして振る舞われるお菓子の一つにデーツがあって、
それは種を抜いたデーツにいろんなフィリングをつめたものだった。

でも私は最初に食べた、ココナツとの組み合わせが一番好き…
と思っているだけだったんだけど、
ふと、
あれ!?両方living foodの戒律(笑)に抵触しないではないか!
ということを発見。

そして昨今、デーツは気がつけば意外と日本のどこでも手に入る食品になっているようでございました。なんだ、自分で出来るじゃん。

しかし、ココナツロング(刻みココナツ)は、漂白してないモノがいいよ。
まぁ、芸術的なお菓子を作る場合は、透き通るように白いココナツが必要なのかもしれん。
しかし、うすーくクリーム色がかってる…か?という白さと、真っ白とのびみょーな差で、
ふつーに食べるにあたって「真っ白じゃなきゃイヤなのっ!」ってヒトは、9割9分いないっしょ。
洗濯物じゃあるまいし。
製菓材料の売り場にあるものはけっこう漂白したのが多い。

普通に出されるときは、そのままデーツの実を並べた上にさらさらココナツを振りかけるだけなのだが、ものぐさな私としては、一度半分に実を割って種を取り除いてから、そこに振りかけて、あとはひたすらもぐもぐ食べる、のがいいと思いまする。
デーツは砂漠をわたる時にも、ラマダンを乗り切る時にも、体のパワーになるような強力なエネルギーフードらしいですから、これで何でもこいになれるでしょうよ。
久しぶりにたべたデーツ・ココナツ、うまい~