不思議な連休の終了。
19日、1111th@赤坂で、Arabian Dream。
カナリこってりと遠慮なくオリエンタル音楽を、踊りとともに演奏させてもらった。
一番地味なはずの「Ana Fi Intizarik」(インスト)が一番演奏の評判が良くて、面白い。
本来歌われる歌の内容は「来ないあなたを待っています、嗚呼恋なんてしなければ良かったのに」的ド演歌節ですが、大変美しい旋律と、マカームの表現にどっぷり楽しめる感が(この作曲者の持ち味なのかな、HouwaSahihもそうだ)演奏していてタマラナクて、演奏しているのは大変楽しい。
のだが、聞く人にとってさすがに地味すぎるんでないかい…と思ったりもして、自分ながらに山場をつくったりしてみたり。
最近ようやっと愛すべき作品になってきたように思うズら。
AmalちゃんとTomokoちゃんのオリエンタルはフレッシュな感じと、しなやかさの中にオリエンタルの情趣が香り、良い雰囲気でした。
マコ先生もいらしていて、顔をみれてよかった。
20日は、21日の旅立ちの支度をしつつ、ホルスのリハ、ミーティング。
「Ana Fi」をいい感じにできつつあるホルスなのですが、新曲もまた「ヤルからには…」的意欲のあるご意見がでて、私的には嬉しい手応え。だって、たいてい、とりあえずやって本番にのせて終わり、なんだもん。ヤル前からきっちり意見がでるのっていい。
ミーティングではなぜか全員外人しゃべり(意味なくあ~は~?とか、そうでしょ?とかいう変な相づちをうったり、へんなイントネーションでしゃべったり、しきりに巻き舌を入れたりする。)にはまっていて、まじめなはずの話の内容で始終爆笑。
それはそれでいかがなものか…ま、言葉にするのが苦手だから音楽やっている人の集まりってことなのか。
しかしそれはそれでどうなのか…(笑)
21日は始発でK駅、そこからリムジンバスにのって羽田、そして金沢へ。
リムジンバス、最初「もう満席です!!」と乗車拒否される。
それは困るんで是非のせてください、というと、
オニーさんがもう泣き叫ばんばかりに「でも補助席も出していっぱいなんです!これ以上おのせすると一般道でいかなくちゃいけなくなって、ものすごい時間がかかるんで間に合わなくなっちゃうんです!」とのたまう。
その押し問答を三度くらい繰り返したら、きゅうにオニーさんが、ヒステリックな真っ赤な顔から、ふっと素にもどって、「…ちょっと席数えてきますね」と言って車内に消えた。
しばらくして出てきて、「補助席どうぞ」って。
私の前の人とか、断られてどこかに消えた人もいたのに、なんと私の後にもまだ2人も座れたのだ。
不思議不思議。
さらに、運転手さんもなんか変にハイで、「皆さんおはよ~ございまぁす!毎度Kバスご利用いただきまして、ありがとうございマァス!」なんて感じで(朝の5時ですよ…)
連休も佳境にさしかかった感じ。
羽田に着いたらついたで、スチュワーデスさんも殺気立っていて、すんごいきれ~な顔のオネーさんなのに、メガホンもって、「こちらにはやくおならびくださーい!」とか叫んでるし。
飛行機も満席だし。
金沢に着いても結構な人で、どこもここも満員。
しかもすごい真夏日で、私はこの日、この秋初めてのキンモクセイの香りを嗅いだのですが、皆半袖とかタンクトップとか。ちぐはぐ。
夜のイベントはこれまたアツ~い感じに盛り上がっていて、よかった。
前回行ったときも思ったけど、金沢、浮ついた感じなく盛り上がっている雰囲気がいいなと。
イベント仕切りも素晴らしい手腕のムムティアのお二人、そしてミホさん、まどかさんに感謝。
ぺたしくんとのトリオは、結構久しぶりだったのかも?でも楽しかったね。
おいしいもの連発。
飛行場の早朝の弁当、「やきいなり」、金沢ついてすぐちょっとつまんだ回転寿司のえんがわといくらとうに、打ち上げでは白子の天ぷらとゲンゲンボウの干物と金時草の酢の物、サバのいしる焼き。お土産では烏骨鶏のカスティラ、それから圓八のあんころ餅。金沢を発つ時に空港で買った、コンビニのおにぎりみたいなパックのサバ寿司のサバが、すごくきちんとおいしくて、コレまた感動。そんなかんじで22日によろよろ帰宅、直通バスに乗ったのですがそのバスが来るまで時間かかったので、家に着いたのは夕方。メール処理したり、翌日の準備したりして、恐ろしいほど簡単に時間が過ぎる。いつしか意識を失って眠る。
23日、朝起きてみると比較的緊急のメールが何本も。
しかも、昨日し終わったはずの準備が全然不完全でぐわぁ~ん!てかんじで、
まず曲順メモした紙からしてどこにあるかわからにゃい!
駆け込みで今日見に来るっていう人のチケットを受付に置く準備をして、楽譜を、記憶をたよりに順番にならべて、旅の鞄から今日の鞄に機材を移して、衣装をつめて、化粧バックも移し替えて、あれしてこれして、ちょっと曲をさらって、メールを矢のように返信しながら電車に乗る。
中目黒GTホールにつくと、久しぶりに楽屋のまっしーさんと他のスタッフの人々がいて、すんごく懐かし~!(笑)4月までは毎月会ってたからね~
エルヒカヤ、本番少々ツッコミ気味な感じなものの、丁寧に踊りこんだ感じのNoel姫と、愛らしさの中に意外とロックなパンチの効いたHuleya姫の踊りは、いいコンビネーションなんだな、と久しぶりに見て思う。Huleya姫のLissaFakir、不思議なくらい音にあってて驚く。
ガジュマルの写真が素晴らしかった。
ガジュマル、そして青い睡蓮の風景をどこかで見た、ゆめだったか、それともどこかの写真か…
そんなことを思い出した。
それからあまりゆっくりする間もなく、水天宮に。
ハンガリーから来ている楽隊とF嬢がいる演奏前の会場へ。
楽隊の方のヴァイオリニストは、今日のモティベーションを上げる理由として、どうも私をターゲットにしたらしく、あって数分後にもう「マイワイフ!」とか私に向かって叫んでいるし。
私のところまで来てメモリーとか弾くし。そのひょうきんぶりと、直裁的なくどき文句(「つかれた?ねむい?上の僕の部屋でねむらない?」とか、「ぼく、三ヶ月もご無沙汰なんで、いまカタストロフィーなんだ~」とか)に、始終爆笑。いや、本気じゃないでしょ。だって後ろでベース弾いてるの、おとーさんだってよ。「息子よ、がんばってるな」って授業参観みたいにこっちみてるし。「結婚してるんでしょ?子供は?」って聞いたらきゅうにオトーさんの顔になって、「12歳の娘がいるんだよ~とってもいい学校に行ってるんだよ~」って別の意味ででれでれ。面白いヒトだなぁ。
そんなモティベーションも、2ステージまでしか持たなかったらしく、3ステージ目はF嬢がしっかり担ぎだされて、ソリストにされてました。
それにしても、ヴァイオリニスト(ひょうきんなオニーさん)がベースに持ち替え、ベースのおとーさんがヴィオラに持ち替えて普通にアンサンブルしだすから、すごいですよ。
そして、ツィンバロン。
マジャールノータという、独特のこぶし、うねり、抑揚、そしてグルーブの一連のピースは、素晴らしかった。弦楽の一つのスタイルとして、これらは極まっている存在だと思う。
それ以外にも、上記のようにメモリーとか、イパネバの娘とか、いろいろ弾くのですが、
こんな演奏ただ同然で聞けるのに、みんななんで聞きにこないのかな~>ミュージシャン
もったいないよぉ!
最後まで私に惚れたフリ(笑)をしているジュラにーさんにはぐはぐ、ぶっちゅぶっちゅキスされたので、体のあっちこっちが香水臭い。
しかし、意識が不意に途切れるくらい、なボルテージの、連休最後の日であった。
写真は金沢でもらって、翌日空輸されてきた花束。
超好みのダークレッドでした。



カナリこってりと遠慮なくオリエンタル音楽を、踊りとともに演奏させてもらった。
一番地味なはずの「Ana Fi Intizarik」(インスト)が一番演奏の評判が良くて、面白い。
本来歌われる歌の内容は「来ないあなたを待っています、嗚呼恋なんてしなければ良かったのに」的ド演歌節ですが、大変美しい旋律と、マカームの表現にどっぷり楽しめる感が(この作曲者の持ち味なのかな、HouwaSahihもそうだ)演奏していてタマラナクて、演奏しているのは大変楽しい。
のだが、聞く人にとってさすがに地味すぎるんでないかい…と思ったりもして、自分ながらに山場をつくったりしてみたり。
最近ようやっと愛すべき作品になってきたように思うズら。
AmalちゃんとTomokoちゃんのオリエンタルはフレッシュな感じと、しなやかさの中にオリエンタルの情趣が香り、良い雰囲気でした。
マコ先生もいらしていて、顔をみれてよかった。

「Ana Fi」をいい感じにできつつあるホルスなのですが、新曲もまた「ヤルからには…」的意欲のあるご意見がでて、私的には嬉しい手応え。だって、たいてい、とりあえずやって本番にのせて終わり、なんだもん。ヤル前からきっちり意見がでるのっていい。
ミーティングではなぜか全員外人しゃべり(意味なくあ~は~?とか、そうでしょ?とかいう変な相づちをうったり、へんなイントネーションでしゃべったり、しきりに巻き舌を入れたりする。)にはまっていて、まじめなはずの話の内容で始終爆笑。
それはそれでいかがなものか…ま、言葉にするのが苦手だから音楽やっている人の集まりってことなのか。
しかしそれはそれでどうなのか…(笑)

リムジンバス、最初「もう満席です!!」と乗車拒否される。
それは困るんで是非のせてください、というと、
オニーさんがもう泣き叫ばんばかりに「でも補助席も出していっぱいなんです!これ以上おのせすると一般道でいかなくちゃいけなくなって、ものすごい時間がかかるんで間に合わなくなっちゃうんです!」とのたまう。
その押し問答を三度くらい繰り返したら、きゅうにオニーさんが、ヒステリックな真っ赤な顔から、ふっと素にもどって、「…ちょっと席数えてきますね」と言って車内に消えた。
しばらくして出てきて、「補助席どうぞ」って。
私の前の人とか、断られてどこかに消えた人もいたのに、なんと私の後にもまだ2人も座れたのだ。
不思議不思議。
さらに、運転手さんもなんか変にハイで、「皆さんおはよ~ございまぁす!毎度Kバスご利用いただきまして、ありがとうございマァス!」なんて感じで(朝の5時ですよ…)
連休も佳境にさしかかった感じ。
羽田に着いたらついたで、スチュワーデスさんも殺気立っていて、すんごいきれ~な顔のオネーさんなのに、メガホンもって、「こちらにはやくおならびくださーい!」とか叫んでるし。
飛行機も満席だし。
金沢に着いても結構な人で、どこもここも満員。
しかもすごい真夏日で、私はこの日、この秋初めてのキンモクセイの香りを嗅いだのですが、皆半袖とかタンクトップとか。ちぐはぐ。
夜のイベントはこれまたアツ~い感じに盛り上がっていて、よかった。
前回行ったときも思ったけど、金沢、浮ついた感じなく盛り上がっている雰囲気がいいなと。
イベント仕切りも素晴らしい手腕のムムティアのお二人、そしてミホさん、まどかさんに感謝。
ぺたしくんとのトリオは、結構久しぶりだったのかも?でも楽しかったね。
おいしいもの連発。
飛行場の早朝の弁当、「やきいなり」、金沢ついてすぐちょっとつまんだ回転寿司のえんがわといくらとうに、打ち上げでは白子の天ぷらとゲンゲンボウの干物と金時草の酢の物、サバのいしる焼き。お土産では烏骨鶏のカスティラ、それから圓八のあんころ餅。金沢を発つ時に空港で買った、コンビニのおにぎりみたいなパックのサバ寿司のサバが、すごくきちんとおいしくて、コレまた感動。そんなかんじで22日によろよろ帰宅、直通バスに乗ったのですがそのバスが来るまで時間かかったので、家に着いたのは夕方。メール処理したり、翌日の準備したりして、恐ろしいほど簡単に時間が過ぎる。いつしか意識を失って眠る。

しかも、昨日し終わったはずの準備が全然不完全でぐわぁ~ん!てかんじで、
まず曲順メモした紙からしてどこにあるかわからにゃい!
駆け込みで今日見に来るっていう人のチケットを受付に置く準備をして、楽譜を、記憶をたよりに順番にならべて、旅の鞄から今日の鞄に機材を移して、衣装をつめて、化粧バックも移し替えて、あれしてこれして、ちょっと曲をさらって、メールを矢のように返信しながら電車に乗る。
中目黒GTホールにつくと、久しぶりに楽屋のまっしーさんと他のスタッフの人々がいて、すんごく懐かし~!(笑)4月までは毎月会ってたからね~
エルヒカヤ、本番少々ツッコミ気味な感じなものの、丁寧に踊りこんだ感じのNoel姫と、愛らしさの中に意外とロックなパンチの効いたHuleya姫の踊りは、いいコンビネーションなんだな、と久しぶりに見て思う。Huleya姫のLissaFakir、不思議なくらい音にあってて驚く。
ガジュマルの写真が素晴らしかった。
ガジュマル、そして青い睡蓮の風景をどこかで見た、ゆめだったか、それともどこかの写真か…
そんなことを思い出した。
それからあまりゆっくりする間もなく、水天宮に。
ハンガリーから来ている楽隊とF嬢がいる演奏前の会場へ。
楽隊の方のヴァイオリニストは、今日のモティベーションを上げる理由として、どうも私をターゲットにしたらしく、あって数分後にもう「マイワイフ!」とか私に向かって叫んでいるし。
私のところまで来てメモリーとか弾くし。そのひょうきんぶりと、直裁的なくどき文句(「つかれた?ねむい?上の僕の部屋でねむらない?」とか、「ぼく、三ヶ月もご無沙汰なんで、いまカタストロフィーなんだ~」とか)に、始終爆笑。いや、本気じゃないでしょ。だって後ろでベース弾いてるの、おとーさんだってよ。「息子よ、がんばってるな」って授業参観みたいにこっちみてるし。「結婚してるんでしょ?子供は?」って聞いたらきゅうにオトーさんの顔になって、「12歳の娘がいるんだよ~とってもいい学校に行ってるんだよ~」って別の意味ででれでれ。面白いヒトだなぁ。
そんなモティベーションも、2ステージまでしか持たなかったらしく、3ステージ目はF嬢がしっかり担ぎだされて、ソリストにされてました。
それにしても、ヴァイオリニスト(ひょうきんなオニーさん)がベースに持ち替え、ベースのおとーさんがヴィオラに持ち替えて普通にアンサンブルしだすから、すごいですよ。
そして、ツィンバロン。
マジャールノータという、独特のこぶし、うねり、抑揚、そしてグルーブの一連のピースは、素晴らしかった。弦楽の一つのスタイルとして、これらは極まっている存在だと思う。
それ以外にも、上記のようにメモリーとか、イパネバの娘とか、いろいろ弾くのですが、
こんな演奏ただ同然で聞けるのに、みんななんで聞きにこないのかな~>ミュージシャン
もったいないよぉ!
最後まで私に惚れたフリ(笑)をしているジュラにーさんにはぐはぐ、ぶっちゅぶっちゅキスされたので、体のあっちこっちが香水臭い。
しかし、意識が不意に途切れるくらい、なボルテージの、連休最後の日であった。
写真は金沢でもらって、翌日空輸されてきた花束。
超好みのダークレッドでした。

