っていう漫画があったよね。
ほんわかニュアンス、でもなにげにブラックの大島弓子さんの漫画。
少女という存在を描かせたら際立つ漫画家さんでございますな。

私は「綿の国星」とか、「ダイエット」「永遠の夏休み」「サバシリーズ」等など読みましたが、
実はバナナブレッドのプディングは読んだことないんだ。

今日、雨が降っていて、
夏だというので買っておいたバナナが液状化しはじめて、
母がどうしようというのでじゃぁバナナブレッドにしたらということになった

焼き上がったやつを一口大に切って、
ぬるくてうす甘いミルクティと一緒に二階の自分の部屋に持っていって、

KyokoOikawa.violin.com-バナナブレッド

ぼけーっとDVDを見た。

一本はG.Cという映像作家の作品で、大人のファンタジーって、いや、本物のファンタジーって、こういうのだと思うような作品。
もう一本は、以前の職場でお友達になった方のお子さんが出演した劇のDVD「stepping stones」

偶然だけど、ふたつのDVDで、石が印象的だった。
石、意思、意志、…

普段、お茶には砂糖入れない。
ミルクも入れない。
でも今日のうす甘いミルクティーは、雨の日に自分が甘やかされてるみたいで、ちょっとおいしかった。
大島弓子の漫画の気分になった。生温いあんにゅい。

でも私は少女にはなり得なかったし、ならなかったなぁ。

さて、夜中。
いろいろ次のライブのことを考えたりやったりしてて、
ふとくたびれた。

あ、30日のライブで差し入れでもらった天野さんのマンゴー!
そのことをふと、思い出したので、冷蔵庫に眠っているマンゴーを出してきて、
食べた。

KyokoOikawa.violin.com-天野さんのマンゴー

食べた、というか、一口食べて、その後はむさぼった。
マンゴーって、こんなにおいしいもんだったっけ?
官能的な味と食感に完全にノックアウトされた。
生温い薄甘いミルクティーなんざぁどっかにいっちまったよ。
少女になり損ねたっても、私は濃密な果実になれればそれでいいや。
そういえば、バナナも溶けてドロドロ、バナナブレッドもおいしかった。
それから、もうとっくに食べちゃった、BIBIさんからの差し入れの、イチジクと胡麻のケーキも、濃密でうまかった。

Viva、濃密。