東京タワーの地下に大きな空洞がある。
そんな夢を見ました。
空洞と言うか、物凄い広い無機質な部屋。
そもそも東京タワーの地下にそんな空洞があってはならないとは思うんですけどね。
部屋の広さはよく分からない。
よく分からない、と言うのも、その部屋を埋め尽くすように置いてあるのが、手塚治虫の漫画に出てきそうな巨大なコンピューター。
一昔前のスーパーコンピューターのようなものが置いてあり、その手前に、昔のブラウン管のテレビ。
サイズもそのコンピューターに不釣合いなほど小さい。
たぶん25インチとかそのくらい。
で、そのテレビに繋がっているのが、まさかのスーパーファミコンである。
しかし、映し出されている画面は、東京の町並みをグラフィック化したような、ハイテクなカーナビみたいな画面。
一体何かと、スーファミに差し込まれているソフトを見てみると、シムシティである。
(シムシティとは、自分が市長になって架空の街を発展させて遊ぶ、都市開発シュミュレーションゲーム。)
そして、その画面が自動で動いていて、サクサクとゲームが進んでいっている。
何だこれは?と思ってみていると、白衣を来た、研究者みたいな人がどこからともなく現れる。
説明が始まる。
「ここに映っている映像は80時間後の東京の姿」と。
どういうことかと言うと、ここにあるでっかいコンピュータで自動的に動かしているシムシティで作られる80時間後の東京を、実際にその通りに行っているということらしい。
要は未来の東京の姿がそこに映し出されているのである。
世にも奇妙な物語ならここで何やらひと展開、ふた展開ありそうなもんですが、ただそれだけの話でした。