たった今アイスコーヒーをホットカーペットにバシャーンとして、しょんぼりしている相変わらずな麻希が引き続きお送りして参ります。
ではでは、まずは向かいのラーメン屋さんで働いていた人役の大川裕明さん(大川さん。お父さん。おじいちゃんなど多数)
大川さんは、とても真面目な方です。
RUDE BONESのボーカルをやっています。ロッカーと言うイメージを払拭する勢いで真面目で熱心(私の中のロッカーは内田祐也です)。主宰の町田にずんずん意見を言ってくれたり、注意をしてくれたりして、場を引き締めてくれるので、とても助かっておりました。
芝居も熱演、好演で笑いも涙も誘っておられました。男性陣の中でもお客様から大人気の役でありました。私の役にも後半たくさん勇気をくれて、大川さんの芝居がなかったら、後半の私の役は成立しなかったと思う。そう言う意味でもとても感謝。家が近いのに、今回はあんまり一緒に飲まなかったし、帰らなかったし。
近々飲みたいです。大吉あたりで。
お次はゾンビィ山田の彼女。恋するデリヘル嬢いちご役の盛山小春ちゃん(小春)。
小春は、名前の通りの子です。春が来たら何となく幸せな気持ちになって、テンションが上がるようなそんな気分に、周りをさせてくれる、明るい子。でも、実は恭子ちゃんに負けず劣らずの天然だし、結構のんびり屋さんでもあります。
前回客演させて頂いた快賊船さんと言う劇団で知り合って、声を掛けさせて頂いたのだけど、きっとその時と全然ちげーよぉ。この人こぇーよぉーと思われていたに違いない。基本外では怒りません。怒るようなこともないし。それでもいつも屈託のない笑顔で話し掛けてくれるので、手を焼いたものの、やっぱり可愛いなぁぁぁと思っていました。外国の人かと思うくらいの勢いで日本語が使えません。何度もヒヤリとしたし、爆笑しました。確認したところ日本人でした。趣味は読書だそうで、色々残念だ!!(笑)
芝居に関しては、小春は少し受身です。
若いから年上に気を遣って、遠慮をしていたりもするのかもしれません。迷って不安になって落ち込んでいた日もあったようです。でも勘が良いところもあるので、方向を示してあげたらグングンと伸びました。ラストシーンの小春はとても美しく、神々しくもありました。芝居をすることが大好きで幸せだと言う彼女。積極的に役を模索する楽しさを覚えたら素晴らしいことになるんじゃないかと思います。これからも目一杯楽しんで、お芝居をして欲しい。そして、鼻水拭きまくっていたカーディガン。お気に入りの品ですと一言付け加えさせて頂きますです。
いよいよ、役者最後ー!!
私の相手役を努めてくれました、無免許で子供を殺しちゃったデリヘル嬢、メロンこと小川麻里奈ちゃん(麻里奈)
麻里奈は気にしぃだけど、妥協しません。
物怖じもせず、自分の意見や思ったことをハッキリ言葉に出来る子です。役作りでも読み込みはハンパなく、相手役としてヤベーヤベーと常に焦っておりました。年齢以上にしっかりしているので、色々助かりました。これからも助けてくれるそうで、有難い。キチンと話を聞いてくれたり、寄り添ってくれたり、そう言う優しさに救われたこともたくさんありました。
芝居では、もう何と言うかお互い、しんどかったねとしか言えません。役的に。や、麻里奈が相手役でホントに良かったのです。舞台上で一度も笑いません。私自身も役が役だっただけに、距離開けたりした時期もあり、不安にさせたこともあったと思います。滲みでる仲良し感さえ消したかった、そんな気分。麻里奈とは楽しさを分かちあったと言うよりも、苦労ー主に途中から泣けなくなったとか、笑いを堪えるとかーを分ち合い、誰よりも共に達成感を味わった同士でありました。柔軟性も対処能力も集中力もとても高いので、何をやってもしっかり受け止めてくれて心強かったです。重いところ担当だったわたし達ですが、次は能天気でおバカな2人でタッグ組みたいねと思います。お世話になりました。ありがとう!
最後に麻里奈の可愛い笑顔を
よいしょと。全員終わりました!!
ちなみに、息子を失った母親役だった私は…
前作は…
髪の毛バサバサだから切った方が良いよと母親に言われました。通常はもちょっとちゃんとしてますから!!今回用に茶色のチークと口紅を買いまして、いつも入念に隠すクマも何もせんで舞台に上がりました。正直準備は大変楽でありました!
(いらん情報ですんません)
今回もまた、達成感はあったものの、満足感はなく、まだやれたんじゃないか、もっとやれたんじゃないかと自問しています。答えは出ないし、出ないからこそまだまだ役者を続けているんだなと思うので、この期間まだ少し悩んだり、考えたりしながら徐々に次に進んで行こうと思います。
きっしーのアクティブな動きと、え?と言うセリフを言う人の声がどうしても志村けんに聞こえてしまうところがあり、笑いを堪えると共に現実に戻りそうになるのを抑えることが難所でありました。戻らなくて良かったですが、何度か袖で思い出し笑いはさせて頂きました。
と言う訳でー、役者分無事終了!!
もちょっとだけオフショットとか紹介したいな。
もしかしたら、町田さんもきっしーも私が終わるの待ってるかもしれません。
もう、大丈夫ですんで、お二人もどうぞお書き下さいませ。















