ネガティブグラスホッパー | マニンゲンメンバーのブログ

マニンゲンメンバーのブログ

なすすべなき劇団「マニンゲンプロジェクト」のマニンゲンメンバーが綴るブログです

ネガティブ。
negative.

ネガティブな程、前向きだと思う訳さ。

格闘技の世界にはこんな言葉がある。
「弱い奴ほど強い」
ちょっとネガティブとは違うかもしれないが。
自分が弱いと認識してれば、弱いからこそ練習して、努力して強くなろうとするし、試合になれば勝つための戦略とかも張り巡らせる。
昔はいじめられっ子だった人が世界チャンピオンになったりするしね。

ネガティブな人ほど何かにつけてストイックになれたりする気がする。
自分を追い込めると言うか。
仮に勝算が50%の勝負があったとして。
勝負ってのは格闘技の試合って訳でもなくて、試験とか仕事とか、それこそ舞台の本番とか人によって様々。
ネガティブな人なら自分を過小評価してるのか、相手を過大評価してるのか、その勝算は10%、20%まで下がるだろう。
だからそれを自分の中で50%にする頃には、めちゃくちゃ努力もするだろうし、その頃には実際は80%くらいになってたりする。
ネガティブな人ほどストイックな努力家だと思う。
ネガティブな人ほど、フツーの人が心配しないようなことまで懸念材料になって、それを取り除くためにあれやこれやと対策をたてる。

何年か前に鈍感力やっけ?そんな本が流行ったけど、要は鈍感ってのは一般的には悪いことだけど、そうじゃないんですよってことを教えてくれる本。
ネガティブ力みたいな本も既にありそうな気もするが。

でも、ネガティブだけど悲観的な人は
勝算が10%と思ってしまったら、あぁ…もう無理だ…ってなって何もしないんやと思うけど。

ネガティブってのも悪くないかもね。

でも、人って「あなたはポジティブですか、ネガティブですか?」って質問されたら、7、8割りくらいの人がネガティブって答える気がする。特に日本人は。謙遜なのかどうなのか知らんが。
「どちらかと言えばネガティブ」みたいな項目があれば、とりあえずそこに
丸つけとけ、みたいな。
でもネガティブだから、本当はもっとネガティブかもしれない…と思って「ネガティブ」に丸をつけるかも。