五月雨アブソリュート | マニンゲンメンバーのブログ

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なすすべなき劇団「マニンゲンプロジェクト」のマニンゲンメンバーが綴るブログです

ある小説家志望の友人は言った。
人間には食欲、睡眠欲、性欲とかと同じレベルで、根源的な部分でストーリー欲みたいなんがある、と。
人は常に、新しいストーリー、面白い話を求めている。
で、さらに。
本というのは、知らないことを知るためのものでなくてはならない、と。
知識欲みたいなんもあるから、と。

まぁ、確かに。
これは小説に限らず、漫画、アニメ、映画、ドラマ、演劇とか、人に何かを見せるモノすべてに共通してるかなぁ、と。

最近だと宇宙兄弟って漫画が流行ってるけど、あれもそう。宇宙飛行士なるための試験とかがかなり細かく出てくる。
宇宙飛行士になるための試験なんて、特別興味を持たない限り自分で調べることもないだろうし、一般的には知られていないこと。それを漫画で手軽に、なんかそーゆー特別な知識を得られるって意味でも面白いのかも。
ちなみに、宇宙兄弟はなかなかオススメの漫画です。
ジョジョなんかも、ちょいちょいどーでもいいようなことを事細かに説明したりしてるし。
あと、何の小説か忘れたけど、ひたすら砂の説明をしてたり。

自分は元々雑学とかが好きなんでそーゆーのに反応してるだけかもしれないけど、意外とこういった部分は誰でも持ってたりするのでは?と思ったり。

流行った漫画や映画やアニメでも、今まであまりテーマにされなかったジャンルの世界のことなんかが多かったりする気もする。
宇宙兄弟もそうだけど。

知らないことを細かく説明されると、それだけでなんか凄いような気がすると感じたり。

知らない世界(ストーリー)を知る、知らない知識を得る。
でも、ただただストーリーを押し付けるだけではつまらないし、ただただ知識を羅列しただけでは面白くない。
実際にそーゆー作品に出会ったこともありますし。

そんなことをふと思った訳であります。