久しぶりの二日酔い日曜日、こんにちは麻希です。
先日『太陽の坐る場所』と言う辻村深月さんの本を再読しましたん。
この人は非常に好きな作家の一人なのですが、この『太陽~』は読めば、読むほど変な自意識が邪魔して、全く楽しくなかった高校時代を思い出させられます。
高校時代
今よりも10数キロ体重が多く、髪型もメイクも服装もなにもかもがブクブクしていた暗黒時代。
私の高校は、私の代から共学になった核家族代表のあつまりのような無関心で固められた都内の小さな高校でした。
行事もおおよそ盛り上がるものは何もなくて、どんな行事も全員がテキトー。
青春漫画や小説にあるようなリーダーシップを取って一致団結させるような人物もおらず、ひたすら行事は消化試合。誰もが一刻も早く自分の役目を終えて、放課後にしか興味のないようなそんな学校。
男女とも見た目重視なこの時期。同じ価値観や容姿を共有できない人とは友達にもなれず、小グループ主義っだったあの頃。
デブと言う自分に卑屈になっているくせに、それを素直に認めずはしゃぐグループや男子をくだらないと横目で見ながら、つまらないぜと言う態度を隠しもしなかった当時の私は、外も中もとても醜かったと思う。
可愛げもないし。
もっと楽しめば良かったなと思う片隅で、一生懸命になることがダサく見られる時期で、そして人の目ばかり気にしていた気持ちの悪い思春期だったなぁと、本を読みながら古傷をジクジクといじられているような気分でした。
面白くもなんともない、ただの暗い過去を暴露してしまったブログね。すみません。
今は考え方が違う人とも、年齢や性別も関係なく幅広い人達とお付き合いできるようになって、本当に良かったぜと思う今日この頃。
おそらく、己を知る、という行為を学んだんでしょうね。
大事。己を知る。
限界を知るとはまた別のこと。己を知り、そこを超える努力をする。
それが生きて行くことなのかなぁと思ったりします。
なんだ、なんだ全く意味が分からないね。
そんなわけで、では、また。