世界のどこを見渡しても有望な産業分野が存在しないのです。
存在しないから政府がある特定の分野が今後成長すると掛け声をかけるのです。
今言われているものはどれも成長産業になって欲しいという期待だけなのです。
成長産業が見当たらなくなって久しく、その間はデジタルの数字を膨らまして資産が増えたと見せていたのです。
デジタル金融経済を行っていたのです。
実体のないデジタル金融に依存していた社会でさえ限界が来て、その次に何をするか誰にも見えてないのです。
そもそも実体のないものに依存していたのですから今までの繁栄など幻影でしかないのです。
その幻影の続きを見せないと政治家の命運が尽きるので、これからも経済発展しますよと盛んにアピールするのです。
自民党総裁候補の一人などはとにかく経済成長の一点張りなのです。
その方法論が知りたいのですが、具体策を口にすることはないのです。
それは当然で、今はそんなものは存在しないのですから。
優秀な経済学者ほど今の経済にはさじを投げているのです。
経済の実体など何もなく、ただ人間の欲望によってデジタルの数字が膨らんでいるだけだからです。
このデジタルの数字を小さくすることが政治家には出来ないから今の経済が成り立っているだけなのです。