現状を正しく見ると、ウクライナがロシアと戦ってくれているのです。
他の国からすれば自分の国の国民が死ぬこともないし、自国が線上になることもないのです。
あの国は他国と共同歩調を取ることもなく核戦力で他国を脅す国ですから、あの国と戦ってくれるのは他の国からしても有難いのです。
かと言って西側諸国がすべて同じ意見かと言えばそうでもないのです。
特にアメリカは。
アメリカは最新の兵器供与には消極的なのです。
それはそうです。
ロシアがあまりにも弱ければこれからは軍備を縮小しなければならないのですから。
ケネディ大統領は軍事産業の複合体に暗殺されたとさえ言われることがあるのです。
それだけアメリカに於いて重要な産業なのです。
そこでロシアが弱くて核戦力も使えなければ、今後のアメリカでは軍事予算の大幅な削減が迫られるのです。
これは必然なのです。
今はそれの予防線として中国脅威論を煽ってますが、中国では脅威には成り得ないのです。
アメリカに物を買ってもらって成り立っている国ですからアメリカに戦争を仕掛けることは出来ないのです。
アメリカの軍事費が今後減らせるという事実を考えればウクライナへの支援は安いものなのです。
ところが軍事費を減らしたくない既得権を持った人々は反対の意見を流すのです。
アメリカでも日本でも同じなのですが、軍事費を獲得したい人が外国の脅威論を煽るのです。
ロシアの核戦力以外にアメリカに対抗出来るものは存在しないのです。
ロシアの核も実際には使えないことがばれてきているのです。