世界が消えた日〜その① | ひかりのせんたく : ミラクルライフ

ひかりのせんたく : ミラクルライフ

あなたのハイヤーセルフを呼び覚まし
あなたがハイヤーセルフとして
肉体を持った状態で
次元上昇していくプロセスをサポートします✨


小学生のとき、尼崎市の少年音楽隊に所属していました。

室内合奏隊というクラッシック音楽を演奏する部門でアコーディオンの主旋律を担当していました。

ところで、クラッシック音楽を聴くことはリラックス効果があり、変性意識に入りやすいと言われています。
それが理由かどうかわかりませんが、練習の合った日は眠る寸前のまどろみの中で聴いたことのないクラッシックの曲が鳴り響くことがありました。
初めて聴いたときは「何やこの曲は。聴いたことない曲やなぁ」とぼんやり考えながら眠りにつきました。
あるときは「もしかしたら天才作曲家の誕生ちゃうか」とか「録音しといた方がええかなぁ」とか考えながら結局眠ってしまっていました。

頭の中で鳴り響くオーケストラを聴きながら眠ることが特別なことではなくなった頃、ある演奏会の舞台の上で不思議な体験をしました。
演奏会が終盤に差し掛かった頃、自分が漆黒の闇の中に突然現れたことに気づいたのです。
「あれ?わたしは今までどこにおったんや?」と思った瞬間、漆黒の闇が消えて客席や周りにいる人たちが現れました。
それまでの演奏していた記憶も、そこにいた記憶もなく、「みんな消えとった!」と思いながら最後まで演奏を続けました。

不思議なことに、まったく恐れも不安もなく、この出来事が「当たり前の事」のような気がして誰にも話しませんでした。

その頃、学校では先生と生徒が交換日記をしていました。
この出来事の後、先生宛の日記に「何もないって平和ですよね」と書いて、先生から「随分と大人びたことを言うのね」と返事をもらったことを覚えています。

返事をもらって「あー先生は大人やのに『何もない』の意味わかってへんなぁ・・・。通りでY先生とは相性悪いはずやな」と思ったのでした。
(*この時の担任のY先生はうるさい男子が好きでひいきしていると思っていたのです←あくまで小5女子の感想です)

このとき、わたしが伝えたかった「何もない」は比較が何もない、良いも悪いもない、つまり二元性がないの意味だったのですが、小5の女子にそんな複雑な表現が思いつくわけもなく、「何もない」という言葉で表現したのです。

こっちが上手く伝えられなかったのに一方的に「わかってない先生」のレッテルを貼ってしまいましたが、上手く伝えたとしてもおそらく理解してもらえなかったような気がします。

思えば、小5のこの日がわたしのスピリチャルな探求の始まりだったのかもしれません・・・。