なんでHello,Goodbye?
こんにちは。Hello,Goodbyeと店名につけた理由をよく聞かれる。ビートルズでしょ?大半の方はそこが頭によぎる。でもなんでHello,Goodbyeか?そこまではもちろんわからない。ちゃんと理由があって少々意味深い。実は新しくクリーニングと洋服のリフォームの出店を決めた企画段階でほぼ決めていた別候補があった。MARCHE、フランス語で市場、そしてMERCATO イタリア語で同じく市場。実はこの辺りが最有力候補だった。しかし1回目の企画会議のブレストに参加してくれた友人達にプレゼンした所、全員からあからさまに分かる微妙ーって感じの反応。。……ネーミングを考えた時、意識していたのはパリの世界的に有名なセレクトショップの「Merci」。「Merci」文字通りフランス語で「ありがとう」と言う意味。「ありがとう」ですよ、「ありがとう」この馬鹿馬鹿しいくらいシンプルで一度聞いたら忘れない、そんなネーミングにしようと決めていた。そこそこ気に入っていたMARCHE、MERCATOと言った候補ですが、そこはさっと頭を切り替えて別候補を探す事に。ちょっとインパクトが足りないと感じていたのも正直な所。何かいいネーミングはないかな〜頭の中を色々なワードが浮かんでは消えていきます。しかし出てこない時は出てこない。。そうだ!そんな時はドラムの練習しよう!僕は個人の趣味でドラムを習っていて、その頃年に一度の発表会の候補曲も決めないといけない時でもあった。課題曲の候補に上げていたのがまさにビートルズの「Hello,Goodbye」だった。シンプルなドラムながら基礎となるフィルインのテクニックがぎゅっと詰まったこの曲。それに歌詞が、、Oh noYou say goodbye and I say hello,Hello, hello.I don't know why you say goodbye,I say hello, hello, hello.I don't know why you say goodbye,I say hello.明快なのに歌詞にどう言う深い意味があるのかさっぱり分からない。不思議な歌詞ですが言葉の響きあいがとても素晴らしい。SDGs、サスティナブルといったテーマは今回のクリーニングやリフォームの事業を担う重要なテーマだ。この歌のYESとNOのやり取りは服の循環を彷彿させる。清潔にして使い続けよう、お直しして着続けよう、だから要らないなんて言わないで、そんな意味に置き換えれる。あなたはこの服は古くなったしもうNO、サヨナラと言う。でも私はYES、洗ったり修理してあげたりすればまだ着れるよ、ハローと言う。心を込めて仕上げ、また大事にしてもらってね〜.と送り出す、そうグッドバイ。すご〜い、綺麗になった、着れるようになった、明日からまた着るからよろしく、ハロー。クリーニングやリフォームを通じて洋服の受け渡しがあり、または新しい誰かの手に渡っていく。そして次の世代へとまたその流れを受け継いで行く。シンプルなやりとりだか自分にとってHello,Goodbyeは事業の核となるサスティナブルを表現している。中学生英語でも分かるのによく聞けば深い。それに何と言っても軽快なメロディーである事が気に入った。楽しんでこの事業をやりたい、重いテーマだからこそウィットとユーモアを持って、相手にとっても楽しめる様な事にしたい。サスティナブルというテーマは世間的にもこれはダメ、あれもダメ、こうしなくては。なんだか意識高すぎて疲れそう。でも戻ってきた物がまた新鮮な気持ちで明日から着れる、それが実は知らぬ間に出来てたサスティナブルだった。それ位の温度感でいいんじゃないかと。作曲者のポールはこの曲発表後のインタビューで、「全てと何も無い事についての歌。黒があれば白がないといけない。それって人生について驚くべきことだよね。」分かる様な分からない事を言っている。でも自分なりに解釈できる部分があってすんなり落ちてきた。「Hello,Goodbye」いいネーミング、これだ。とある日の真夜中に決まりました。本日はここまで。それでは。