山梨県南都留郡忍野村(やまなしけん みなみつるぐん おしのむら)にある、手打ちうどん いなか。
肉うどん。
という訳で、1度は食べてみたかった富士吉田の名物『吉田うどん』を食べに、山梨県にあるこちらのお店へレッツラゴー。
というか、少し調べたら『吉田うどん』ではなく『吉田のうどん』というのが正式名称っぽいですね。
ちなみに、『吉田のうどん』とは日本一硬いうどんとも云われており、甘辛く煮た馬肉や茹でキャベツをトッピングするのが特徴なのだとか。
ではでは、祝前日の日曜日、12時ちょい前の訪問で外待ち5人の先客25人、後客20人ぐらいと中々の人気ぶり。
このお店は口頭注文の後払い制で、お水はセルフサービス。
店内は4人用のお座敷席×8、4人用のテーブル席×3で、場合によっては相席になる感じでした。
からの、お店に到着してから約20分程で着丼。
ほほ~、これが食べてみたかった『吉田のうどん』か。
何だか着丼した時点で勝利確定の予感しかしないのですが。
やや温め(ぬるめ)なお出汁は濁った色をしていて、ほんのり甘味のあるテイストで美味しちゃん。
メインのうどんは平打ちタイプで、手打ちという事もありランダムな太さなのが面白く、麺量は並盛でもちょい多めといった感じでしょうか。
という訳で、その硬いと言われるうどんはどんなでしょう。
ズズズズッとな。
おっ、確かにコシが強めで硬くはあるのですが、想定の範囲内の硬さではあるかしら。
とは言ってはみたものの、やはり後半は顎が疲れるほどの噛み応えがあり、同行者が頼んだ『冷やしうどん』も少し頂いたのですが、当然にそちらはさらにバリカタでした(笑)
具材にはフレッシュな薬味ネギ。
茹でキャベツ。
気前良くお揚げ何かも乗っていたりして。
さらに、吉田のうどんはと言えばな甘辛く煮込まれた馬肉な訳ですが、これまた中々の馬肉ヂカラではありましたかね。
というか、正直なところ事前情報としては『麺が硬い』ぐらいの知識で食べに来ていたりして、後々ブログを書く段階になり、これが『馬肉』だったという事実を知りました(笑)
まぁ、お肉自体はクセもなく普通に美味しかったですね。
ここで、すりだね、七味唐辛子で味変タイム。
ほほ~、この『すりだね』とやらはかなり辛味が強く入れ過ぎに注意な感じですが、これはいい味変になり美味しいな。
また、こちらもまた食べてる時は普通に『自家製辣油』だとばかり思っていたものの、少し調べてみたところ『吉田のうどん』では定番のゴマ・山椒・唐辛子などを混ぜ合わせて作ったこだわりの薬味とのこと。
うん、今思い返してみると『ゆで太郎の赤鬼』という調味料は、この『吉田のうどんのすりだね』を参考にして作られたと前にブログで書いたことがあったな。
そして、食べ終わった後に唇がいつまでもヒリヒリしていたのは、この山椒由来だったのでしょう。
卓上アイテムはすりだね、七味唐辛子。
メニューはこんな感じで、今回食べた『肉うどん』何かは550円とかなりリーズナブルな訳ですが、こんなお店が家の近くにあったら間違いなく通ってしまいますね。