神奈川県相模原市にある博多一番。

おにぎりセット(博多ラーメン+おにぎり2個)。


もう以前から何度もゴリ押しはしていますが、相模原で本格的な博多ラーメンが食べられる貴重なお店だったりもします。

というか、このお店に通い始めてからそろそろ30年が経ちそうですが、通い始めた頃のような店内、店外に漂う暴力的な豚骨臭は無くなったものの、今も変わらずハイクオリティな本物の豚骨ラーメンを提供してくれます。

まぁ、さすがにあの当時のあの豚骨臭は今の時代では普通に苦情が入りそうですし、何よりあの臭い(個人的には大好物)が苦手で敬遠してた方も多いのではないでしょうか。


豚骨ラーメンと言えば、本場九州には何度か行ったことがあり、福岡、熊本、鹿児島、宮崎、長崎辺りで10数杯のラーメン(長崎はチャンポン)を食べたことがあるのですが、あの福岡駅周辺に漂う豚骨臭は今でも忘れられない良き思い出となっております(笑)

という訳で、博多一番の記事は正直そこまで書く内容も変わらないので、今回はその時に食べたいくつかのラーメンもご紹介。
(※全て5年ぐらい前に訪問した時の物です。)

下の画像は福岡市にある『博多一双 博多駅東本店』というお店のラーメン。

こちらは『泡系豚骨ラーメン』として有名なお店のようですが、見ての通りスープの表面は泡で覆われており、豚骨濃度も高めで普通に美味しかった記憶があります。


下の画像も同じく福岡市にある『元気一杯!!』というお店。

このお店の外観は見ての通りシンプルというか看板すらない感じで、画像中央辺りにある『青いバケツ』がぶら下がっていると営業中の合図なようです(笑)

そして、こちらのお店には色々と伝説があり、どこまでが真実なのかは分かりませんが、1番有名なのは『スープを飲む前に高菜を食べたら退場』というルール(笑)ガーンガーンガーン


この他にも色々とルールはあったようですが、もっと詳しく知りたい方は検索してみて下さい。

とは言え、僕が訪問した時は大分色々なルールが緩和された頃だったようで、至って普通な感じではありましたが。

肝心のお味の方はかなりクリーミーな濃厚豚骨スープで唯一無二の味。

左上に置いてある伝説の辛子高菜は結構辛めだった記憶がありますが、僕が訪問して少し経った辺りから辛子高菜は無くなったようです。


こちらはこのお店で人気のある『カレー味替玉』で普通に美味しかったのですが、カレーの味に支配されて想像通りの味だった記憶がありますかね。

とは言え、今はもう一度食べてみたいな何て思いますし、もう一度食べたらこの『カレー味替玉』の良さが分かり、ハマってしまう可能性も大。

食べ物って『めちゃくちゃ美味しい!』と感動をして、再び食べてみるとそれほどでもなかったり、最初は『まぁ、普通かな?』程度でも段々と良さが分かっていく物もあったりと面白いものです。


下の画像は久留米市にある『大砲ラーメン 本店』というお店で、名前ぐらいは聞いたことがある人も多いんじゃないかという有名店。

このお店で1番驚いたのは店の外に漂う香りが『ラーメン二郎』の店外に漂う特有の香りにかなり似ていたこと。

とは言え、お味の方は二郎のラーメンとは全く違いましたが(笑)

そして、この時は『昔風ラーメン』と『今風ラーメン』の食べ比べみたいなセットを頼み、画像は『今風ラーメン』なのですが、あきらかに『今風ラーメン』の方が好みの味でしたかね。


次に紹介するお店は宮崎市にある『ラーメン専門店 まるごう』というお店で、夜の22時頃から営業を開始するという夜特化型のお店。

このお店がある周辺は宮崎最大の歓楽街で『ニシタチ』と呼ばれており、飲み屋さん何かもかなり多く日本一のスナック街とも呼ばれています。

まぁ、この時は1人で勇気が出ず行けませんでしたが(笑)てへぺろ

ちなみに、宮崎へは下道を使いバイクで相模原から行った訳ですが、他にも色々な地域を回り総走行距離約5000キロで20日間の旅となりましたかね。

旅と言えば、個人的に48都道府県全てに足を踏み入れたことがあり(1つ多いのはどこだYO!)、北は宮城、南は鹿児島まで全ての都道府県をバイクで走ったことがあり、若い頃には青森までバイクで行ったことがあったりもします。

と、こんな事を書いていると、またフラっと一人旅に出掛けてしまいたくなるな(笑)てへぺろ


話を戻して、僕が『まるごう』に行った時の店員さんは女性のみで家族経営っぽい感じ。
そして、娘さんと思われる方がとても美人さんでした(笑)
(そっちかYO!)

肝心のお味の方は飲んだ後の〆にもピッタリなあっさりとした豚骨ラーメンで、中でもトロットロなチャーシューが特に美味しかったですね。


ちなみに、ブログでも何度か九州の柔らかくてコシがないうどんが好きだとは発言をしていますが、その中でも宮崎県名物の『釜揚げうどん』はめちゃ美味なので、行かれた際は是非食べてみる事をオススメします。

お味の方は簡単に説明すると、温かい細めのうどんをお出汁の効いた揚げ玉たっぷりの温かい汁に浸けて食べるという物。
(揚げ玉はたっぷり入っていますが、油抜きされているので重さはなし。)

このお店は『天領うどん』というチェーン店のようで、本当は『釜揚げうどん 戸隠』という有名店に行こうとして2度訪問したのですが、2回ともまさかの定休日の日曜日でフラれるというパターン(笑)

とは言え、このお店でも十分にめちゃ美味でしたし、少し調べたところこのうどんは現在でも360円ぐらいとかなりリーズナブルなようですね。

いや、これは家の近くにあったらリアルに毎日でも通いたいわびっくり


という訳で、今回はいつにも増して前置きが長くなってしまいましたが、本題へ行ってみましょう。

平日の11時30分頃の訪問で先客人、後客9人と安定の盛況ぶり。
店内はカウンター7席、4人用のテーブル席×3、6人用のテーブル席×2。


前回、夜に訪問した際に食べようと思ったものの、このメニュー表が置いてなくて食べられなかったお得なセットメニュー。

やはり、こちらのセットメニューの販売は日曜・祝祭日以外の昼間のみっぽいですかね。

そして、今回訪問したのは値上げをされたようなので、その新しいメニュー写真を撮りたかったからでもあります。

他のメニューの値上げについては後にするとして、こちらの『おにぎりセット、ラーメンセットは30円』、『チャーハンセットは50円』の値上げなようですが、本当に必要最低限の値上げ幅な感じでしょうか。

というか、個人的にはおにぎりセットは850円、ラーメンセットは950円ぐらいの切りの良い価格にしてくれても全然ウェルカムなのですが、この辺はお店に感謝感謝という事で。


このお店は口頭注文の後払い制。
好みは『コッテリ』で、約3分程で着丼。

うん、いつもと寸分違わぬビジュアルと丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。


『コッテリ』指定したスープはほんのり臭みがあり、豚骨濃度もしっかりと高め。

豚骨臭大好きマンとしては、もっとクッサクサでも構わなくってよ。
何て思ってみたりもして(笑)てへぺろ

そして、この日は珍しくいつもよりスープ温度が高めでしたかね。


麺は博多から直送の細ストレート麺。


特に固さ指定はしなかったのですが、ちょいカタな茹で加減で安定の美味しさ。


コリッコリのキクラゲに。


博多万能ネギ。


バラチャーシューの味付けは昔ながらな感じで、薄手ながらも2枚乗っているのが嬉しい。


替玉専用旨味の素を早めの段階から投入。
そして、いつも言っていますが旨味成分みたいな物が底の方に沈殿しているので、少し振ってから使うのがオススメ。


このラーメンにすりゴマはマストという事で、たっぷり目にフリフリと。
これは『すりゴマ』というのがポイントで、これが『普通のゴマ』だとこの旨味は出ないんだよな。
知らんけど(笑)てへぺろ


オーダーをしてから作ってくれた『おにぎり』はとてもキレイに成形されていて、特に具材は入ってなく、おそらく塩も振られていないんじゃないかしら。

ただ、柔らかめに炊かれたご飯のこのおにぎりは、何だか妙にソウルフルな味わいで心に突き刺さる物があります。

まぁ、サイズ的にも割かし大きめで、ラーメン+120円なので普通にお得感もありあり。


そして、博多一番と言えばこの『辛子高菜』でしょうか。

結構辛かったりはするのですが、めちゃ美味なのでこれは是非試してみて欲しいですね。

というか、このご時世でこのクオリティの辛子高菜が無料アイテムって、かなり良心的過ぎると思います。


この辛子高菜をラーメンに入れると美味いのなんの。


替え玉を2番目に固い『バリカタ』でオーダー。


ここの海苔はめちゃ美味なのですが、デフォのラーメンには乗ってないのでトッピングをするスタイル。


硬質な海苔はとにかく風味が豊かで、相当拘った物を使用していると思います。

バリカタ指定した麺もしっかり固めの茹で加減でグー。
という訳で、あっという間に完食~。


卓上アイテムはにんにく、ブラックペッパー、ラー油、替玉専用旨味の素、すりゴマ、餃子・焼豚のたれ。


辛子高菜、紅生姜。


メニューはこんな感じで、主な値上げは替え玉、替えめし、博多一口餃子、焼豚、トッピング類が10円の値上げ。
(焼豚大と辛子明太子のみ20円の値上げ)

他にもアルコール類が20円ぐらい値上げしたのかなぁといった感じですが、個人的には全くノーダメージの値上げですかね。



結果、お味の方は言わずもがな感じで、値上げ後でもデフォのラーメンが700円と全然リーズナブルで、これからも足繁く通い続ける事でしょう。
大満足でごちそうさまでした。

営業時間

11:00~22:00(L.O.21:30)

定休日

月曜日(祭日を除く)

住所

神奈川県相模原市南区若松4-12-6