栃木県宇都宮市にある横浜家系拉麺 栃木家 本店。
マルシンラーメンに玉子をトッピング。
店名やラーメンのビジュアルを見て『家系ラーメン???』と思われた方も居られるかもしれませんが、このラーメンは栃木県付近を中心に展開している『丸信ラーメン』というラーメン屋さんが出している系統のラーメンで、こちらの地域では結構有名なようです。
そして、栃木家の店主さんが過去にその系列のお店で修行されていた事があり、このラーメンも出されているようですね。
ちなみに、こちらのお店は栃木県で初めてオープンした家系ラーメン店で、系譜としては吉村家→石川家→栃木家の模様。
平日の23時頃の訪問で先客6人。
店内はカウンター18席、4人用のテーブル席×4ぐらい。
こちらのお店は、口頭注文の後払い制なので店員さんに直接オーダーします。
好みは普通で、麺は細麺、太麺、縮れ麺から選べたので、縮れ麺をチョイス。
(家系ラーメンは細麺か太麺のみだと思われます)
約5分程で着丼。
このラーメンは、スープを注いでから醤油ダレを入れるので、このような2層のスープになっていて1杯で2度美味しい系。
こちらは、醤油ダレがあまり混ざっていない所のスープ。
豚ガラや鶏ガラベースと思われる清湯スープは綺麗に澄んでいて、お酒を飲んだ後何かにもピッタリなあっさりスープ。
こちらは、醤油ダレがたっぷり掛かってる所のスープ。
醤油ダレが、ビシッと効いていて美味し。
ちなみに、このラーメンを約1年半ぶりに食べたけど、その時と比べると醤油感や豚骨感が上がってる気がするな。
まぁ、どちらが美味しいと言う訳でもないですし、マルシンラーメン自体を食べたのも2度目なので、ブレな可能性もあります。
麺を引っ張り出して
ズズズイっと。
美味し。
麺は辻製麺所製の加水率高めの中太縮れ麺。
適度な茹で加減のピロピロ麺は、啜り心地も良し。
麺量は普通で、麺とスープの感じは佐野ラーメンと喜多方ラーメンを足して2で割った感じでしょうか。
メンマとネギは、どちらもシャキシャキ食感でしっかりした量が入っています。
ちなみに、ネギは辛味もなく食べやすい系。
バラチャーシューの味付けは濃いめで、みしっとした部位とトロッとした部位が混ざったもので美味し。
ニンニクは刻みニンニクで、スープとの相性も良し。
玉子の色とテカり具合がいい感じです。
味付玉子とかの呼び方ではなく、玉子と呼ぶのも面白いですね。
玉子をパッカ~ンっと。
黄身はトロトロの濃厚で、見た目通りにしっかりした味付けで美味し。
おまけで、こちらは過去に食べた栃木家の家系ラーメン。
1日に300キロの豚ガラを使用するという店炊きスープは、クオリティも高く美味しいです。
味はどちらかというとバランス型で、この鶏油感がまた堪らないんだよな。
(忘れてしまいましたが、油多めで頼んでる可能性が大)
こちらのチャーシューも、マルシンラーメンと同じバラチャーシュー。
チャーシューの方は、丸信ラーメンの味を引き継いでる感じなのでしょう。
ちなみに、宇都宮には栃木家以外にも元町家、板橋家、王道家系列のたつ家等の本格家系ラーメン店がありますが、どのお店も本当にレベルが高くて驚かされます。
自慢の豚骨スープで作ったというカレー。
たまに豚骨スープで作ったというカレーを食べるけど、確かに油感は強めかなとは思うものの、そこまで豚骨感を感じた事はなかったりします(笑)
こちらは、前回食べた時のマルシンラーメン。
今回は味が濃いめに感じたけど、こうやって見比べてみると、この時の方が醤油ダレが少なめに見えるな。
そして、この時はチャーシューが2枚乗っていましたが、この頃はこれでもかというぐらいにチャーシューが極薄で、今回は厚みが増していたので、チャーシュー量はむしろ少し多いぐらいかもしれません。
卓上アイテムは醤油、酢、ラー油、ラーメンコショー、刻みニンニク、唐辛子ペースト。
この他に、店員さんに言えばおろし生姜も出してくれます。
当然、ここの家系ラーメンと生姜の相性は抜群です。
マルシンラーメンはこちらのメニューには載ってなく、壁にポスターが貼られてる感じで写真は撮り忘れました。
マルシンラーメンの価格は650円で、前回食べた時は620円だったので30円の値上がり。
豚がら、鶏がら、人がら。
よく耳にするけど、誰の言葉なのだろう。
結果、今回もとても美味しいラーメンで大満足。
店員さんも若さ溢れる元気な接客で、以前より雰囲気もよくなった気がしたな。
ごちそうさまでした。
営業時間
11:00~24:00
定休日
月曜日
住所
栃木県宇都宮市宿郷5-28-11
駐車場あり