神奈川県大和市にあるラーメン壱六家。
ラーメン並に激得トッピング。
そして、ライス。
前々から、ずっと来たいと思っていたこのお店。
詳しくは知りませんが、家系図的には家系総本山の吉村家とは繋がりのない亜流店で、本店は磯子区にあり壱系と呼ばれるこちらのお店から派生されたお店には、町田商店や松壱家を始め資本系と呼ばれるお店の印象も強いですね。
そして、ブログでも何度か登場している人気店のうまいヨ ゆうちゃんラーメンの店主さんも、こちらの店舗で修行されていたようです。
祝日の13過ぎの訪問でしたが、店内は11人待ちで内9人は家族連れな感じ。
いつもなら他のお店に行ってしまうのですが、思っていたよりも遠く、せっかくここまで来たのだしと素直に食べていくことに。
店に入って食券を購入しようとすると激得トッピングのポスター。
本当はシンプルにラーメンにのり増しトッピングをしようと思っていたのですが、『激得』という言葉に完全に射幸心を煽られ激得トッピングをポチッと。
店内はカウンター8席、テーブル席が2人用×2、4人用×3。
いつもなのかは分かりませんが、ここのお店は店内状況に関わらず順番通りにお客を通すようで、カウンター席が空いていても前に並んでるお客さんがテーブル席を希望していた場合は空くまで待つスタイル。
ちなみに、僕がカウンター席に案内された時には、カウンター席には食べ終わり直前のお客さんが2人だけという感じの状況でした。
まずは、スープからグビグビっと。
スープの色は写真写りな感じではなく、見たまんまの珍しい赤茶色。
味の方は、豚骨臭というかワイルドな感じの獣臭はするものの豚骨感は薄めで、独特の酸味があります。
そして、事前の情報でどちらかというと味が薄めという噂は聞いていましたが、初訪なので好みは普通でお願いしましたが、やはり薄め。
う~ん、ブレなのかもしれませんが、さすがにこれは珍しく好みから大きく外れるもの(笑)
僕の後に来ていたお客さんが、味を超超濃いめと言っていたのですが、味を濃いめとかにすれば、また印象は違ったのかな。
ちなみに、店員さん達はホールの方も含め接客もしっかりしていて、ラーメンに対するパッションも感じただけに驚きも大きかったです。
麺を引っ張り出して
ズズズイっと。
長多屋製麺の平打ち中太麺は適度な茹で加減で麺量は少なめ。
とは言え、こちらのお店は中盛が+100円、大盛が+150円と大盛価格が優遇されてるのが嬉しいですね。
大盛はさすがにボリューム満点のようで、横に座っていた若者2人が大盛を頼んでいたのですが『多い、多い』と苦戦していました。
こういう時は早めに味変をしていきましょう。
ブラックペッパー、きざみ生姜、一味にんにくを投入。
中でも、珍しい一味にんにくが美味しくて気に入りました。
クタ気味のホウレン草は中々にボリューミー。
壱六家では全店舗でなのかな?
少なくとも、こちらの店舗にはホウレン草トッピングはないのですが、何と無料でホウレン草が増せるのです。
食券を渡す時に、店員さんにホウレン草多めでお願いします。
と、頼むと『レンソウ増しですね』と快く引き受けてくれました。
メンマはそこそこボリューミーで、程よい味付けのコリコリ食感。
チャーシューは味染みとサイズ感がいい感じの物が3枚。
肉感がしっかりある物で、これは美味しかったです。
ライスは着丼と同時に、久しぶりに感じるとてもいい香り。
だったのですが、味は普通(笑)
いや、あまりにも香りがよくて期待し過ぎただけで、味は悪くないし何よりライスが100円にしては、かなりボリューミーで満足のいく物ではありました。
壱系と言えば、うずら卵なイメージ。
まぁ、特筆すべき味でもないのですが、デフォで乗っかってるのが嬉しいですね。
味玉ちゃんをパッカ~ンっと。
緩めな茹で加減で味は見た目通りに薄めというか、ほぼ茹で卵のような感じでした。
ライスにも気に入った一味にんにくを塗り塗りしてからの、のり巻きライスさんでパクりと。
卓上アイテムは醤油、酢、ラー油、ゴマ、ブラックペッパー。
豆板醤、にんにく、きざみ生姜、一味にんにく。
普通のにんにくも使ってみたけど、かなりサラサラとした物でした。
結果、スープに関してはかなり肩透かしを食った感はありましたが、ラーメンを食べ終わる14時近い時間でも続々とお客さんが押し寄せ、並びが絶える事はなく人気店であるという事に間違いはなし。
そして、壱六家は店舗によっても味の方は結構違うようです。
機会があればまた来てみたいですね。
ごちそうさまでした。
営業時間
11:00~0:00
定休日
月曜日
住所
神奈川県大和市下和田967-1
駐車場あり