残るは主に小説系となると、なかなか絞り込む決断ができなかったりして・・・。
それにカテゴライズも難しいんですよね、欧州系のものはどう分類したらよいのだろう???
でもとにかく初めて読んでから時間がかなりたってしまったものであっても
強い印象に残った作品は入れておこうと思います。
とりあえずきりがないので、10作品程度に絞ります。
「天と地と」
私にとっての初・大長編
2段組みの単行本3冊からなる作品ですが、とにかく面白くて3日間ほとんど徹夜で
読み切った思い出の作品。中1か中2の頃でした。
作品そのものにも、またこれだけの長編を読み切れたということにも感動&満足でした。
海音寺潮五郎さん、司馬遼太郎さんなどなど、歴史ものは面白いとわかっていても
長さにひるんでしまい、なかなか手につかないのが正直なところなのですが
読み始めると止まらなくなるものも事実ですね。
大変に思い入れの強いこの本を、私はあともう一回読めるかなあ・・・。
天と地と 上 (文春文庫)/文藝春秋

¥730
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「悪女について」
私の好きな小説・・・ベスト3には入るかな。
昔、母が見ていたドラマが面白くて、家にあった本を読んだのが最初でした。
有吉作品も実家にかなりありました。
いくつか読んだけれど、これが一番!とにかくめちゃくちゃ面白い。
悪女・・・なんだけど、悪女と言い切れないんですよね。
以前は年に1,2回は必ず読んでいたものですが、最近ちょっとご無沙汰だった。
また読んでみようっと。
悪女について (1978年)/新潮社

¥918
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「華麗なる一族」
これも2段組み3巻からなる大長編でしたが、やはり読み始めたらやめられずに
またもや3日間、徹夜で読んだ作品。高校生の頃だったかな、読んだのは。
もちろんウィークデイでしたから、授業中はお昼寝タイム・・・だったような。
とにかく山崎豊子さんの作品はいずれも取材力、筆力、スケールすべてに圧倒されますね。
華麗なる一族 上・中・下巻セット (新潮文庫)/新潮社

¥価格不明
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「昔みたい」
田中康夫の短編集です。
私の好きな失われしものへの心の痛みがうま~く描かれています。
田中康夫の長編は全く良いと思いませんが、80年代の女子心を書いた短編は
私にとっては天下一品でした。
こういう感じでこの世代の女性を題材に小説を書く人は、あまりいなかったんじゃないかな。
小説版のユーミンって感じです。
あの80年代という時代を学生だとかほやほやの新人OLとして生きた人なら、
胸に去来するものが様々にあると思います。
たとえ今が幸せで満ち足りていても、どうしても戻せないものはあるでしょ。
とても好きな作品です。
昔みたい (新潮文庫)/新潮社

¥461
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「南総里見八犬伝」
私は古い和モノにあまり手が伸びないので、自分でも意外なのですがとても好きでした。
NHKでも辻村ジュサブローさんの人形劇が放映されて見ていたよ~。
南総里見八犬伝 (中公文庫)/中央公論社

¥843
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「坊ちゃん」「こころ」
夏目漱石のこの2作も大好きで何度も読みました。
はずせませんね。
こころ 坊っちゃん (文春文庫―現代日本文学館)/文藝春秋

¥583
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「黒い家」
この小説、本当に怖い。
文字だけでこれほどの恐怖が表すことができるんだ!という驚きとともに
読み終えた作品。
夜中にひとり読んでいて、キッチンの水道から水が一滴ぽたんと落ちる音に
鳥肌が立ったことをよく覚えています。とにかく怖いのです。
和歌山カレー事件と酷似しているということで話題にもなりましたが、
読みはじめたら最後まで一気に読まずにはいられません。強烈です。
映画化もされましたが、大竹しのぶの名演技と言うか怪演がとてつもなく怖かった。
黒い家 (角川ホラー文庫)/角川書店

¥734
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「砂の器」
松本清張もかなり読んできましたが、そのきっかけがこの作品。
高校時代の友人が話してくれた、ある部分の描写に惹かれて読みました。
それは・・・新聞に掲載されていたあるエッセイがきっかけとなります。
窓から白い紙吹雪を撒く女性の姿に風情を感じたというその一文を
たまたま目にした刑事が(これだ!)と気づいて、その沿線を真夏の炎天の下
紙吹雪の断片を丹念に探し求めて犯人特定に近づく・・・ここですね。
本当に夢中で読んだな。
これは何度か読み返しましたが、もう一度読みたい。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)/新潮社

¥724
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「天国に一番近い島」
マイ・バイブルの一つですね。
中高時代の私は森村桂さんが、大好きでした。
もちろん全作品読みましたし、この本ももう何度読み返したかわかりません。
彼女の行動力に憧れるとともに、自分とのギャップに妙な焦燥感も覚えたりして。
でもいつかは外国に旅行ではなく、たとえわずかな間だけでも住みたいという想いを
この作品を読んだあたりから漠然と持ち始めました。
そして初読から10数年のち・・・なんとかそれを形にすることができました。
この作品が何かのきっかけとなった女性は、きっと当時たくさんいたと思う。
桂さん、ありがとう。
天国にいちばん近い島 (角川文庫)/角川書店

¥596
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「古事記」
古くは子供向けの「いなばのしろうさぎ(多分ポプラ社)」が、とても好きだったのです。
サメに白い毛皮を剥がれたうさぎが浜、に敷いて横になる「ガマの穂」って
どんな植物だろう?などと、知らない登場アイテムについてよく想像していました。
「海彦・山彦」「やまたのおろち」などなど、どれも本当に面白かった。
で、中学生になってから子供向けでないものを読んで、ますます好きになりました。
海外の神話も面白いですが、やはり日本人なら古事記!
古事記 (岩波文庫)/岩波書店

¥1,015
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「銀河鉄道の夜」
やはり宮沢賢治は外せません。
昔からなじんでいた作品ですが、童話・詩・短編などと異なり
この作品は年を経るごとに、より良さがわかるようになった。
もうね、大好き~♪
新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)/新潮社

¥464
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結局以上の12作品(「坊ちゃん」と「こころ」は別作品としてカウント)に
なってしまいました。
選ぶこと自体は意外とすんなりできました。
ただ日本文学とカテゴライズできるほど数を読んでいるわけでもないので
自分としてもこの選択にもタイトルも不本意ではあるのですが、
とりあえず現時点でということだと自分に言い聞かせて選びました。
皆様、どうぞご了承ください。
上に挙げた作家はもとより、新田次郎・石川達三・太宰治・遠藤周作・柴田翔・山田詠美・
横溝正史・・・などなど、ある時期ある時期にどっぷりつかってそればかり読むという
ことを何度も繰り返しては今に至っています。
お小遣いには限りがあったので、家にある本を読むことが多かったです。
なにしろ本だけは大量にありましたので・・・上記の本の8割くらいが
実家に合ったものでした・・・だからわりと男っぽい作品が多いのかもね。
そういえば、新田次郎さんの作品を入れるのを忘れてしまったな・・・この方は
一過性の好きとは違うのですが、ここ数年まったく読んでいなかったなあ・・・。
多分、今頭に浮かんで出てこないけれど他にも重要な感動作品はあったと思います。
でもこの時点で思い出せないのだから仕方ありませんね。
皆さまのお好きな作品・作家と重なるものは・・・あったかな??
ではでは。