1週間ほどかかってようやく読み終えました。
お話自体はかなりシンプル。
10月、万聖節の頃に街にやってきた怪しいカーニバル団。
幼馴染の13歳、ウィルとジム、そしてウィルの父親が
このカーニバル団と戦い、勝利するお話。
それだけだと本当にどうということのないお話にすぎませんが、
やはり随所に光るブラッドベリならではの表現がとても良いです!
それに加えて、刺青男だの、魔女だの、一寸法師だのの
キャラクターたちの不気味な魅力。
さらに物語の要となる回転木馬とカライアピーの音色が
雰囲気盛り上げます。
カライアピーが奏でるのはショパンの葬送行進曲・・・
想像するだに恐ろしいですね。
移動遊園地はラテンアメリカでもよく見かけたけど、
とてつもない物悲しさと、怖さがありました。
いや、日本の夏祭りだって人混みを外れるとかなり怖い。
日常の中の非日常ってやはりその中心を外れると
ものすごく異質なもののでしょうね。
最終章は手に汗握って?しまいました。
読後はやはりアメリカ~ン♪といった感は否めないけど・・・。
女子よりも、「元」も含めた男子がより楽しめる作品ではないかと。
タイトルはシェイクスピアの「マクベス」から来ているそうですよ。
By the pricking of my thumbs, Something wicked this way comes.
Open, locks, whoever knocks.
もう1冊のブラッドベリ、9月から読んでいるのに
まだ終わらないのは、やっぱり面白くないんだろうね。
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去年の9月から読んでいる~♪
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