宮沢作品、短編が多いので順調に読み進んでおります。
寝る前のひととき・・・沁みますよ。
とはいえ、昨日は「どんぐりと山猫」を読んでいる最中に、
何度もうとうとしてタブレットを落としそうになってしまいました。
この続きは今夜また。
1)「雪渡り」
宮沢作品の中で、私が一番好きなお話です。
純真な子供たちと狐たちとの友情。
悪い人も悪い狐も出てこない本当に素敵なお話で、
全く悲しい要素がないのに、なぜかいつもこれを読むと
ウルウルしてしまうんですよね。
賢治らしい美しい言葉と、美しいリズムはほかの作品にも多々あれど、
やっぱりこの作品が私には一番だと思います。
雪渡り/作者不明
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2)「セロ弾きのゴーシュ」
小学校2、3年生の頃に頂いた福音館の絵本で読んだこの作品が
私の初・賢治でした。
当時は「セロ」がチェロだってことも知らなかったし、
最後にゴーシュが心の中でかっこうに詫びる、その意味もわからない、
・・・と結構子供には難しくもありましたが、惹かれるものがやはりあって
今日までの長きにわたって読んでいます。
セロ弾きのゴーシュ/作者不明
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頂き物と同じ絵本。私にはこの絵がこの作品のデフォルトになっています。
実際、ゴーシュ絵本の最高峰と言われているそうです。今でも実家で健在です。
セロひきのゴーシュ (福音館創作童話シリーズ)/福音館書店
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3)「やまなし」
小学校の教科書でもおなじみらしいですね。
「クラムボンはかぷかぷ笑ったよ」とか、意味が捉えづらいお話ではありますが
水の中で光がきらめく様とか、泡が湧いては消えていく様とか、
自然の営みを独特の言葉で描ききったその描写力だけで
十二分にこのお話は堪能できると思います。
自然の中に現実に在る人にとってのみ、わかる世界なのじゃないでしょうか。
やまなし/作者不明
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4)「猫の事務所」
初読でした。猫のほのぼのとしたお話かと思ったら・・・
唐突なおわりに考えさせらる。
「よだかの星」に近い印象の辛いお話です。
猫の事務所/作者不明
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5)「どんぐりと山猫」
そうそうこんな話だったと、久しぶりに読み返しつつ
眠気に負けてしまった。続きはまた今夜・・・。
どんぐりと山猫/作者不明
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昨夜の読書の友はこちら。
お菓子の名前は、石川啄木の「ふるさとの山に向かひて・・・」の詩から。
六花亭はお菓子ももちろんだけど、パッケージがまたたまりませんね。
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