「プライド」 | MARIA MANIATICA

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2010年!“バージョンアップ宣言”しよう! ブログネタ:2010年!“バージョンアップ宣言”しよう! 参加中


「2010年!“バージョンアップ宣言”しよう!」のクチコミ判定が出ました!

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メモ判定:★★☆☆☆(もの言い流れ星
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もう少しで白星ですドキドキ


久しぶりの漫画ネタです。

現在コーラスに連載中のプライド。

私は雑誌は買わないので、ブックオフで

買った1~8巻までしか持っていませんが・・・。



プライド (1) (クイーンズコミックス―コーラス)/一条 ゆかり

¥420
Amazon.co.jp


ストーリーは、まさに少女漫画の王道のよう。


亡き母は世界的なオペラ歌手で、社長令嬢。

しかも美貌と歌の才能に恵まれた史緒(しお)。



片や、飲んだくれの母親に憎しみを持ち、

荒んだ生活を送りながら、やはりオペラ歌手を

目指す萌。



この二人が出会って、音楽と恋愛が

絡み合ったバトルが繰り広げられる、というわけ。



どちらもものすごく、目標に向けて努力している。

でもその努力の方向や質がまったく違う。


史緒は自分を高めるためにひたすら努力し、

萌は小細工して、人を落として自分が上がろうとする。

まあ、つまり王道ではなくて、常に近道を

探しているって感じでしょうか。



気の毒なくらいに萌は悪女に描かれているけど、

でも本当に気の毒なのは、純粋に?悪女ではなくて

自分のしていることをいつも呪っているわけ。

いつまでたっても、そういう自分を好きになれないので

満足することがない。



史緒ってのは、もう少女漫画にしかいないような

かっこいい女性に描かれている。

いつも自分を高める努力をしていて人と比べ

ないから決して自分を卑下したり、惨めに

なることもない。



作品中のせりふにも出てくるけど、

「人を落とすのではなく、自分が上がる」ってことを

しているから、彼女なりのコンプレックスがあっても、

強く生きていけるんですね~。

漫画とはいえ、ものすごく共感できるというか、憧れる。


 
プライド 10 (クイーンズコミックス)/一条 ゆかり
¥440
Amazon.co.jp

左が悲劇の悪女萌ちゃん、

右が孤高の美女史緒ちゃん。



・・・というわけで、今年私がバージョンアップしたいのは

もちろん自分自身だけど、そのためには

自分が好きだといえる部分を、増やしたいかな。

誠実に、かつ潔く!やっぱりこれですね。

誰かと比べることはもうとっくにしていないけど、

自分で自分を恥ずかしいと思ってしまうようなことは

絶対に今後もしない、ということで。



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現在11巻まで出ているそうで、いったいお話が

どこまで進んでいるのかわかりませんが・・・

これは数ある一条漫画の中では久々に注目してます。



一条センセーは、なんと1949年のお生まれ。

私が子供のころにはすでに第1線にいらしたので

相当長くトップの座を守っておいでです。



絵が抜群にうまいし、ストーリーも多彩。

ゴージャスな世界を描くのもお得意。


ただ、ゴージャスなんだけど・・・そうだな、

あくまでも私見ですが成金の匂いが

ちょっとします・・・ゴメン。


池田理代子センセーもゴージャスな世界が

お得意だけど、あちらはもうちょっと精神性が

伴っている印象。



軽いものはいいけど、シリアスなものの中には

近親相姦、精神異常、記憶喪失・・・などが

描かれることがたびたびあり、この辺は、

どうなのかな~と、私としては大変気になるところ。

私にはこの手のものはちょっと受け入れがたい

テーマなので。




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