ブログネタ:2010年!“バージョンアップ宣言”しよう!
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判定:★★☆☆☆(もの言い
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もう少しで白星です
久しぶりの漫画ネタです。
現在コーラスに連載中のプライド。
私は雑誌は買わないので、ブックオフで
買った1~8巻までしか持っていませんが・・・。
プライド (1) (クイーンズコミックス―コーラス)/一条 ゆかり
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ストーリーは、まさに少女漫画の王道のよう。
亡き母は世界的なオペラ歌手で、社長令嬢。
しかも美貌と歌の才能に恵まれた史緒(しお)。
片や、飲んだくれの母親に憎しみを持ち、
荒んだ生活を送りながら、やはりオペラ歌手を
目指す萌。
この二人が出会って、音楽と恋愛が
絡み合ったバトルが繰り広げられる、というわけ。
どちらもものすごく、目標に向けて努力している。
でもその努力の方向や質がまったく違う。
史緒は自分を高めるためにひたすら努力し、
萌は小細工して、人を落として自分が上がろうとする。
まあ、つまり王道ではなくて、常に近道を
探しているって感じでしょうか。
気の毒なくらいに萌は悪女に描かれているけど、
でも本当に気の毒なのは、純粋に?悪女ではなくて
自分のしていることをいつも呪っているわけ。
いつまでたっても、そういう自分を好きになれないので
満足することがない。
史緒ってのは、もう少女漫画にしかいないような
かっこいい女性に描かれている。
いつも自分を高める努力をしていて人と比べ
ないから決して自分を卑下したり、惨めに
なることもない。
作品中のせりふにも出てくるけど、
「人を落とすのではなく、自分が上がる」ってことを
しているから、彼女なりのコンプレックスがあっても、
強く生きていけるんですね~。
漫画とはいえ、ものすごく共感できるというか、憧れる。
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左が悲劇の悪女萌ちゃん、
右が孤高の美女史緒ちゃん。
・・・というわけで、今年私がバージョンアップしたいのは
もちろん自分自身だけど、そのためには
自分が好きだといえる部分を、増やしたいかな。
誠実に、かつ潔く!やっぱりこれですね。
誰かと比べることはもうとっくにしていないけど、
自分で自分を恥ずかしいと思ってしまうようなことは
絶対に今後もしない、ということで。
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現在11巻まで出ているそうで、いったいお話が
どこまで進んでいるのかわかりませんが・・・
これは数ある一条漫画の中では久々に注目してます。
一条センセーは、なんと1949年のお生まれ。
私が子供のころにはすでに第1線にいらしたので
相当長くトップの座を守っておいでです。
絵が抜群にうまいし、ストーリーも多彩。
ゴージャスな世界を描くのもお得意。
ただ、ゴージャスなんだけど・・・そうだな、
あくまでも私見ですが成金の匂いが
ちょっとします・・・ゴメン。
池田理代子センセーもゴージャスな世界が
お得意だけど、あちらはもうちょっと精神性が
伴っている印象。
軽いものはいいけど、シリアスなものの中には
近親相姦、精神異常、記憶喪失・・・などが
描かれることがたびたびあり、この辺は、
どうなのかな~と、私としては大変気になるところ。
私にはこの手のものはちょっと受け入れがたい
テーマなので。