コルドバ~セビージャを回り、いつもの
夜行でいよいよ首都マドリッドに到着。
一番の候補として考えていたのは
マドリッドから3時間ほどのサラマンカで
近郊を観光した後、訪ねてみる予定でした。
夜行列車で相席になったスペイン人の
話では、「サラマンカは9ヶ月がフライパン
3ヶ月が冷凍庫」なんていわれて、寒さに
弱い私はちょっと弱気になってしまった。
マドリに到着した27日にまずは念願の
風車の土地、カンポ・デ・クリプターナと、
協奏曲でその名を知られるアランフェスの
王宮を訪れました。
クリプターナはイメージ以上のところだった。
老人ばかりの、時間が停まったような
活気のない街。
そのはずれにあるのがこれらの風車の群れ。
もう動かない。
良いところだったとか、そんな風に一言では
簡単には言うことはできないけれども、
私には本当にしっくり来る場所でした。


あと少しだけ写真はあるけど、いずれも似たり寄ったり。
私の髪は、強い風でぼさぼさだ。
でも、この風景を見てきたことは、今でも本当に満足!
もう一度行くことは、当時はできなかったけど、
十二分に満足してます。
当時書いたものを見ると、やっぱりスペインは
田舎こそすばらしい、と書いていました。
その後回った、アランフェスはクリプターナとは
対照的に、手がかかり、これはこれで本当に
美しいところでした。
これは、宮殿じゃなくて、その近くで売っていた家。
いくらだったのかな?
3億円当たったら買ってもいいかも。

セゴビアで、ディズニーランドのシンデレラ城の
モデルとなったことで知られる、アルカサール、
カテドラル、ローマ橋などを見学した。
石造りの建物は本当に本当に美しい!
セゴビアの街角。

仔豚の丸焼きで有名なレストラン。
皮がぱりっとしていて本当においしい。
今考えると相当高かったけど、まだこの当時は
日本価格と比較していたので、何とも思わなかった。

お肉屋さん。
仔豚がぶら下がってる・・・怖い。
ここには写ってないけど、豚さんの頭も
店頭に並んでいた。

日付ははっきりしないけど、この後サラマンカに
行き、学校とステイ先を決めてきた様子。
到着して、スペインのどの町にも必ずある
マジョール広場を見て、一目で気に入って、
もうここしかないと思った。
マドリは多分ほとんど見ないまま、高校時代の
友人とはここで別れた。
彼女はこのあとフランスとイギリスへ。
私と、会社の同僚だった友人と2人で、
サラマンカに向かいました。
2007年、テレビで珍しく、私の愛する、
カンポ・デ・クリプターナとサラマンカを
特集したことがあり、一緒に見ていた娘が、
「ママがなぜ未だに、スペイン、スペインと
うわごとみたいに言っているのかがわかった
ような気がするよ」と言ってました。
悪いけど、多分一生言い続けると思うよ~。
10月末からいよいよ生活と学校が始まった。
ここから先は・・もうダメダメの最低の私だ・・。
まだまだ、つづく・・・・
スペイン国立管弦楽団+イエペスおじさんによる
アランフェス協奏曲の第2章、超有名。
私が日本で聞いた、指揮者とは違うけど、
スペインの曲を、スペインのオケ、スペインの
ギタリストが奏出るの図は、一緒です。