PARA LA PROXIMA Ⅱ | MARIA MANIATICA

MARIA MANIATICA

ASI ES LA VIDA.

2日目、面接試験。


待合室で待っていると、これから5名ずつ呼ばれて準備室に

入り、そこでカードをひき、テーマを決め、それに従って

メモ書きをしつつ試験に備える。辞書使用不可。

全部で15分、との説明が日本語で簡単に行われる。


9時半に呼ばれて、カードを引く。


「芸術的才能」

「プラスティックマネー」

「動物のなんたら…忘れた」


私が引いたのは以上の3つ。


プラスティックマネーについては、下に出ている設問を見たら

わからない単語がいくつかあり、やめておく。


芸術的才能については、自信はないけど私の好きな分野だし

このことはよく考えていることでもある。

できないなりに昔仲の良かったドイツ人と年中語りあってた。

なので、なんとかなりそうと思い、これに決める。


設問に書かれていたのは・・・


「芸術的才能というのは、生まれながらに持っているものか、

または後から生まれてくるものか」

「音楽・美術・文学・・・さまざまな芸術の中で、あなたが

もっとも興味をひかれるものは何か」

「心ひかれる芸術家はだれか。その理由は?」

もうひとつは、ちょっと意味がわからなかったけど、

この3つならなんとか考えがまとめられそう…と思って

メモ書きに書いていく。


しかし、これはまたもや私の認識不足で、このいずれかに

ついて語ればよかったみたい・・・全部を盛り込むものと

思い込んでしまっていた私なのであった。

試験中に、そのことに気付いたけど、もう後の祭り。


与えられた時間は昨日ようやく読んだ試験方法によると

4,5分。

これをひとりでとうとうと語らねばならない・・・はじめは

そんなに悪くなかったんだけど、途中いくつか単語が

出てこなくなってしまった。


めったに上がることのない私なのだけど、そこからもう

全然ダメになってしまった。

いろいろ試験官が助け船を出してくれるのだけど、

かえってそれが頭を混乱させてしまった。

あれで5点でも取れていたら奇跡だと思う。


昨年、ほとんど何も分からない状態で受けて合格し、

今回の中級については、あれと同じわけにはいかないと

思いつつも、過去問を時間制限つけて解いてみるとか、

実際に書いてみるとか、そういうことを一切していなかった。

なので時間配分についてもまったくうまくいかなかった。

問題自体はそれほど難しいわけではないんだけどね。

そんな風に思う気持ちがいけなかった。


このブログに始めた書いたのは初級合格のことだったけど

そのときに通りすがりの方が「中級はあまいものじゃ

ないですよ」と書いてくださった。本当にそのとおり。


あ~恥ずかしい。


昨日の夜、今日のヒントはないかと、いろいろネットで

検索したら、上級合格された方のブログがいくつかあり、

その中のひとつ、オーストリア在住の方のブログは

すごくて感動してしまった。

あの方のブログを改めて読んで心を入れ替えて

次回に向けようと思います。


それにしてもセルバンテス協会の女性陣のスペイン語は

すごいな。うまいのは当たり前なんだけど・・・

帰国子女なんだろうか?


スペイン語はいくつかを除いてカタカナ読みでOKなので

日本人には発音の面ではたやすいといわれるけれど、

どんなに上手なスペイン語を話す人でもやはり

ネイティブとはどこかが違うんです。

持って生まれた音の問題?


とにかく私の知っている日本人にはスペイン語の達者な人は

かなりいるんだけど、ネイティブ?と見まごう程の音を出せる

人はたったひとりしかいないの。

でもセルバンテスのお嬢さん方はそんな感じなんですね。

すごいな・・・・。


長期的な計画を立てて勉強することが苦手な私だけど

愛するスペインとスペイン語に敬意を表して、ちゃんと

取り組まなくては…っていつも思っているのに・・・・。


ガンバリマス。


語る内容ももちろんだが、それよりも理路整然と

時勢やらなにやらをきっちり使って話すことが重要だったと

思う。

テーマ選びも当たり前のことながら重要ですね。

やれやれ・・まあ、対策講座に行ったと思うことにしよう。