加藤和彦さんが亡くなりました。
先日、MIXIで彼とその所属していたグループの音楽を
とりあげたばかりだったのでびっくり。
62歳とはあまりにも若い。
ちょっとずれた視点かもしれませんが、私は
仕事に行き詰って、という理由の一つを聞いて
何とも言えない気持ちになりました。
現在の60歳は、昔とは比較にならないくらいお若い。
それでも、一応定年を迎えたり、還暦を迎えたりと
ひとつの区切りであると思うのです。
そしてそれは、普通何かを成し遂げて、あとは
まあ自分の次の人生を・・・なんてことになるものでは
ないのかと。
加藤和彦さんクラスになれば、もう満足いく、
納得できる実績がたくさんあって、本当にあとは
楽しく、才能を生かしてほかの方をプロデュースしたり
もっと遊び心で、音楽と向き合って行けたのではと
思ってしまいました。
でもまだまだまだ仕事のことを考えていらした。
本当はそういう方ばかりなんだろうけど、やはり
まだその年には遠い私は、間違った見方をしていた
のかも、と思いました。
今日の自分が一番若いと、いつも思う私ですが、
やはり60歳になっても、70歳になっても
その気持ちを持てるかどうかは考えたことも
ありませんでした。
なんとなく、そういう日々の思いに示唆を与えてくださった
様に思います。
今年は、大物アーティストがなんだか続々となくなって
とてもさびしい年になってます。
もうこれでしばらく打ち止めになってほしいですね。
アルフィーは私好みでは、正直ないのですが、
古いフォークソングを歌う坂崎幸之助氏の姿が大好き。
なので、この画像を選びました。
改めてご冥福をお祈り申し上げます。