こんばんは。今日は梅雨の到来を思わせる
肌寒い一日でしたね。明日はどうかな?
昨日はついつい思い出話がメインに
なってしまいました。
文章が冗長になってしまうのは私の悪い癖。
改めなくては・・。
さて、アバネロの続きです。
ネットショップで商品説明する際、
私はどうしてもすべて自分の言葉で書きたいと
思いました。
それで、意を決してアバネロの生を食してみることに。
いやはや・・・よく漫画で、目や耳や鼻から火を
吹く絵がありますが、冗談ではなくあれと同じ
状況を体験しました。
耳なんて、耳鳴りがしばらくやまず難聴になった
ようでした。
のちに、「唐辛子の文化誌」という本を読んだとき
アバネロを食べると皆がそういう状況に陥り、
またその体験が麻薬のようにくせになるのだ
ということを知りました。
その時試したのがこれです。
一番辛みが集まっている胎座まで食べないとね、
と思ったのが運のつき!信じられない辛さでした。
カリビアン・フルリカ
写真左の薄い緑がフルリカ。
右の濃い色は昨日ご紹介したカリビアンレッドの
若者時代・・・これから赤くなるところですね。
早採りのために緑色ですが、野菜室での
保存でカラフルな色になります。
甘みがあるため、一口目はマイルドに
感じますがスコヴィル値は
アバネロオレンジより高いそう。
ただ、ヒートレベルが明確でなくてごめんなさい。
市販のドレッシングに刻んで入れて
冷蔵庫で1日寝かすと絶品に!
パスタやカレーに刻んでトッピングしても美味。
ちなみに、アバネロを生で使うのはもちろん
熱を加えるとあまりに辛すぎるから、というのも
ありますが、生野菜で冷えてしまう体を
唐辛子のヒートで温めるという生活の知恵に
よるものでもあるそうですよ!
辛味を抑えるためには、酸味を加えるのが良いそう。
海外では、ライムジュースを使用しますが
日本ではかぼすが最適とのことです。
唐辛子一つでもいろいろな知性が集約
されているんですね~♪
さて、今日のもう一品です。
こちらはちょっと形が珍しいですよ。
この子の名は「スーパーアバネロ」くん。
まったく別の唐辛子のように見えますね。
ズッキーニとかかぼちゃの皮のように
深緑に近い色をしています。
Jamacian Mushroom と、Caribbean Redの
自然交配からできたものだそうです。
Jamacian Mushroom (マッシュルームの様な形で、
縮みシワの有る、ハバネロ種です)
辛さは、スコヴィウル値は、450,000~未知数だとか・・・。
奥深いですね。
このほかにもチョコレートとかホワイトとかいろいろな
種類のあるのがアバネロファミリーなのです。
なお、先にご紹介した「唐辛子の文化誌」は
アマゾンで購入できます。
なんと、いまはコレクターズアイテムとして
63000円の値がついているものも!!!
すごい、私のも売れるかしら・・・。
実は私は何度読んでも、この本がしっくり
こなくて読みこなせていないのです。
翻訳ものって、訳者自身が同じように
ターゲットに思い入れがないと難しいものだと
つくづく思いました。
このほかのトウガラシ関連の本は、不肖
ワタクシのHPでご覧いただけます。
読んだものはすべて正直な感想が書いてあるので
ご参考までにどうぞ!
(事情によりリンクははずしました。)
今日は、ちょっと寝不足気味なのでこの辺で。
まだまだアバネロの話題は尽きません。
次回以降、私のコレクションやレシピなどを
ご紹介します。
ではでは。
カリビアン・オレンジ・アバネロ
かわゆい♪
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