こないだ昔の道具の話を書きましたが、その続き。これらの話は、過去にどこかに書いています。記憶にあるけど、めんどくさくてどこにあったかまでは掘り起こしできないw
時代としては、自分がバリバリのポン中だった頃ですね。当時、道具は比較的簡単に手に入りました。
自分は都内に住んでいたのですが、ヒグチ薬局(特定の数店舗)でも買えたし、都内のポン中には有名な門前仲町のアサヒ薬局(現存しません)でも買えました。自分はいつもアサヒ薬局で買っていましたが、赤ペンが1本100円、何本買っても割引無しでしたが、一度に50本とか買ってましたかね。
と言うのもね、実は道具をこの店から持ち出すのはリスキー。都内のポン中には有名なお店ですからね、お店の前にデコ助が張ってることがあるんですよ。で、それっぽい奴が出てきたらバンカケ喰らうわけです。
なので、ポン中のグリグリを発動して風邪薬とかで一般客を偽装してたんですね。今思うとあんま意味ないと思うけどw
その店は何度も行ってるけど、幸いなことにバンカケには遭いませんでしたね。それっぽいのは見てますが、自分はセーフでした。ただ、自分が知るだけで数名ここでパクられています。
ところで「麻雀放浪記」っていう映画はご存知ですか?真田広之が主演のやつ。ポン中当時、それをテレビかビデオかで観たんですね。
手本引きだか丁半博打だか花札だか覚えてないですが、鉄火場のシーンがあるんですよ。そこで、客の1人が「失礼」とか言いつつ、その場でアルミケースからガラスの注射器を取り出して打つシーンがあるんですね。
その場面をかっこいいと思った俺は真似をしたわけです。アサヒ薬局でガラスの注射器(ガラポン)と針を買ってきて、アルミケースもどこかで買ってきて、スポンジで注射器が収まるようにしてさ、しばらくはそれをデニムのポケットに入れて持ち歩いてましたよ。よく捕まらんかったわw
ガラポンは、基本的に個体毎に筒と押し棒が擦り合わせしてあるんですよ。番号を振ってあるからナンバーズドっていうのですが、同じ注射器を数本持ってて、入れ間違えると押し引きで引っかかったりして大変。
写真だとC85って書いてありますけど、同じ番号が棒にも振ってあります。
って言うかね、そもそもガラポンは使いにくいです。まず、針が太い。25Gとかじゃないかな?一度細い針を使ってのですが、細いと流れが悪くて内部圧力が高くなった時に針の付け根からスポンって取れて溢れるんですよ。あと、針も3面研磨じゃないから痛いし、とにかく、「俺的にかっこいい」以外のメリットは皆無。結局赤ペンに戻りましたよ。
ガラポン使ってた人っているかなー?

