仙台でフードデリバリーをやってる人たちとは現場で顔を合わせているうちに話すようになるんだけど、でも、そういう関係性だと特に素性なんて尋ねないんですよ。お互いにね。
過去があるから訊いちゃいけない人も少なからずいるし、そもそも興味が無いので、本名も知らなければ年齢や出身も知らない。俺も知られていない。俺は訊かれたら答えるけど訊かれることも無いね。
先日、良く会う人がたまたま誕生日だと言うから年齢聞いたら実年齢が俺より若くて驚いた。なぜならば、それなりに老けているから。還暦は過ぎていると思っていた。
その日帰宅してから、鏡で自分の顔を改めて見てみたわけよ。俺もかなり老けたなーと。もう受け入れられないところまで老いてた。気づかなかったww
若い頃から老いぼれる前に死にたいと思っていたんだけど、自分で死ぬ勇気は無いし、親は健康体で産んでくれたしで生き長らえてしまい、しかしその考えは老いぼれた今も変わらない。
見た目だけじゃない。身体機能も衰える一方だし、色んな病気も少しずつ発覚して定期的な病院通いも必要になってくる。別に長生きは望んでいないが、痛いのとか辛いのは何とかしたいからね。
基本的に深刻に物事を考えず(いい意味で)に明るいのが取り柄の俺だけど、そんなポジティブシンキングでも本当に嫌になってくるね。
わかりやすく言うなら、老いを受け入れることができない。雑誌やネットの媒体では、老いた姿が美しいのどうのとかポジティブに捉える特集とかあるけどクソ喰らえだ。
ま、価値観の差なので、他人がどう捉えていようが、それは全面的に肯定しますし、素晴らしいと思います。
先日、鏡でまじまじと見た己の姿は永遠に忘れられそうにない。金握りしめて韓国でも行ってこようかなー。