この記事よ。ついに内部に潜入できた。
結論から言うとガッカリだよ。。
入った時にNPOのボランティアの方から説明を受けるんだけど(恐らく拒否もできる)、当然良いことしか言わないから、遊郭の話は1ミリも出てこない。大隈重信が宿泊したとか、そんな話ばかり。
そして、そのNPOが本物件を前オーナーから取得して修繕してるんだけど、もうね、何すかコレ?って感じ。
写真撮るのも、もういいかなーってなりました。撮りましたけどね。見てわかるかい?何この緑。
壁はこんなキツいピンクに塗らんでもいいし、元々の絵を消して、こんなに毒々しい桜なんて書かんでもいい。高名な絵師が描いたらしいけどね、この桜。昔の絵が薄っすら残ってたままの方が風情があったと思う。
この風景はまあまあ風情があるだろ?奥の鳥居が見えるかい?これは御釜神社と言って、塩釜市の名称の由来だと聞いたことがある。塩を作ってたんだな、ここで。多分な。
ここまでの文句は極めて個人的な趣味の問題に過ぎないんだけどね。
津波浸水による腐食で解体寸前、市から解体しろと言われていた明治最初期の物件を自費で取得して運営してるNPOには頭が下がりますし、敬意を表します。本当にすごいことです。
今後も、全国のこのような物件が残されることを願ってやみません。