全盲の女 | ドSなブログ

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基本アホなことしか書きませんな。真面目なことを書いた時は発熱してるはずです。

以前も書いたけど、不思議とSEXしてくれという依頼が舞い込むことがある。ヤリチンだったからかなー?w

 

ふと思い出した件があって、四半世紀も前の話。やはりSEXを依頼された話なんだけど、その子は全盲だった。俺よりいくつか年上だったと思うので、その頃30歳くらいだったかなぁ?

 

正確には全く見えないのではなく、超弱視(だったかな?)でほとんど何も見えないが、明るいと暗い程度は識別可能だった。ただ、文字などは識別できないので、点字等のお世話になるしか無く、携帯や何かには点字のテプラが貼ってあったのを覚えている。腕時計もしていたが、文字盤は無く、ボタンを押すと時間を喋ってくれる特殊な時計だった。

 

ぱっと見は普通の人。目が潰れているような、いかにも全盲という感じではない。言われなきゃわかんない。そして、スタイルが良く、きれいな人だった。

 

何で知り合ったかは思い出せないんだけど、たぶん友達の友達とか、そんな感じだろう。その子からある日電話がかかってきて、昼間にお茶しに行って、その時にお願いされた。否、お願いというよりは懇願と言ってもいいかも知れない。

 

あまり気乗りがしなかった。というのも、俺も変なところだけ真面目で、こういう普通に生きている人は、普通に恋愛し、普通に性行為をするべきだと思っていた。ハンデキャップを抱えている彼女には、余計にそう思う。もちろん最初はそう言ってやんわりと断った。合間合間に俺がいかに極悪非道なのか説明しながら。だからやめておけ、と。

 

しかし、彼女は涙目に語る。ハンデを抱えている者は、健常者が思う以上に普通のことができない。それは、ハンデそのものが影響することもあるが、とにかく臆病なのだ、と。

 

俺なりに解釈すると、要は世間は弱者に優しそうに見えて実は冷たいということだった。それは言うまでも無く、差別感情に由来する。

 

自分で言うのも何だが、俺は差別感情が無い。差別するのはDBSだけだ。どんな国の人でも、手足がない人でも同等に接する。てか、そもそも何も気にならない。悪く言えば無神経とも言うかも知れない。目が見えない人にも見える前提で話をするしね。

 

それを不快と思う人もいるけど、特別扱いされないことが心地よいと感じてくれる人もいるらしく、今回の話の彼女は後者だった。

 

懇願までされたんだ、と最終的には俺が受け入れたが、やはり気乗りしない。結論から書くと、全く勃たなかった。気乗りしなくて勃たないなんて初めてだった。いや、記憶を思い起こす限り、勃たなかった事自体が初めてかも知れない。

 

その日はそれで終わったが、その後もたまーにお茶したり、電話が来たりと友達付き合い的なものは続いていたけど、いつだったか、シャブをやりたいと言い出し、家が金持ちの子だったのできっと俺もおこぼれに与れたんだろうけど、さすがにそんな極悪非道なこともできず、そこから一切の付き合いを断った。いずれまた押し切られて、俺が彼女に悪いことを教えそうだったから。