BBA伝説 | ドSなブログ

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基本アホなことしか書きませんな。真面目なことを書いた時は発熱してるはずです。

この正月は久々に三兄弟が揃っての正月になったわけだけども、やはり我々のBBAはろくなもんじゃないという結論に落ち着いた。

 
そんな話をしてる最中、全員が缶のスーパードライを飲んでたんだけど、BBAが気を使ってか、結露した缶を拭く。3本な。
 
で、拭いたらどれが誰のだかわからなくなる現実。言ってるそばからこれだ。
 
ちなみに、俺が今回兄弟達に出品したBBA伝説は、俺が中学校の時の話だ。
 
ある日、俺は弁当を忘れて学校に行ってしまった。中三の頃だったと思う。
 
当時は下校まで学校から出てはダメという校則があったり、今のようにコンビニがあるわけでもなかったので、弁当を忘れると、誰かの弁当のフタを借りて、そこに皆んなから少しずつ寄付してもらうのが通例だった。
 
普通の人ならいいけど、大人しくて人見知りなヤツは悲惨だ。下手すると、弁当を忘れたことすら誰にも気づいてもらえないで教室の隅っこにいたりしてな。
 
俺は人並みに友達がいたので、忘れても多分大丈夫だったとは思うが、BBAのファインプレイで弁当忘れは回避された。どんなファインプレイだったかは、以下。
 
授業中、突然校内放送で呼び出される俺。職員玄関まで来なさいと。
 
なお、その時点で俺は弁当忘れには気付いていない。
 
はて?
 
と思いながら職員玄関に向かう。
 
職員玄関には制服姿の見知らぬオッサン。
 
「ジュン君ですか?」
 
と、そっと袋を差し出す。それはいつも俺が弁当を入れている巾着袋なので、ここで気付く。そうか、俺は弁当を忘れたのか、と。
 
で、このオッサンは誰よ?
 
よく見ると、職員玄関のガラス戸の向こうには見覚えのある車が止まっている。
 
うちがお得意様になってるタクシーだ。そう、オッサンはタクシーの運ちゃんだったのだ。
 
BBAは何と弁当のみをタクシーに乗せ、学校まで届けるという、予想だにしなかった方法で息子のピンチを回避。
 
しかし、営業日報には何と記入したんだろうか?
 
客:弁当1個
 
教室に戻ると好奇心旺盛なガキどもは「何だった?何だった?」と寄ってくる。一部始終を話すと大爆笑。俺も思春期だしさ、恥ずかしいの何のってね。
 
それに、BBAなりに合理的に事を運んだつもりなんだろうが、コストかかり過ぎ〜w
 
だって、バスで運ぶと片道230円なのに、当時のタクシー代でも2000円くらいかかったと思う。
 
当時のBBA、専業主婦。届けたいならバスで運べよ。
 
もっとも、俺が忘れたのがいけないわけで、責めるのはお門違いなのはわかってる。しかしだよ、タクシーに弁当だけ乗ってくるんだぞ?
 
無いわーwww
 
これ、他人は誰も信じてくれないんだけど、我が兄弟達だけは「さすがBBA!!」と大爆笑さ。
 
二番目も今日東京に戻り、俺も今日の夕方に仙台に戻りましたが、いい正月でした。