令和3年1月13日(水) 隆盛丸釣行 【私の愛竿】 | マニアのブログ

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4歳の時にザリガニ釣りから始まり、
小学生では毎週地元の堤防へ、
中学時代にルアーに目ざめ、
高校時代にはフライも初め、
その後、次第に淡水魚にのめり込みました。
大人に成って、ソルトゲームに戻り、
最近では、地元のジギング船にドップリです。

皆さん、あけましておめでとうございます。

 

最近のコロナ事情・・・大変ですね。

皆さんも十分に気を付けて下さい。

 

今回の釣行ブログの前に、

私の使用しているロッドについて少々。。。

 

私の釣り歴50年に対して、

伊勢湾ジギング歴は14年チョットです。

 

使用しているタックルは、

現在、リールの95%がシマノ製です。

対して、ロッドはと言いますと・・・・・

様々なメーカーを使用して来ましたが、現在は・・・・

テンリュウ、オリムピック、テールウォーク、そしてABUが少々。

 

その数あるロッドの中でも、

14年前から使い続けている愛竿が存在します。

 

そのロッドは、既に廃版ではありますが、

オリムピックの グラファイトリーダーSPADA っと言う、タチウオロッドであり、

このSPADAをシリーズで使用していた内の、60UL2が私の最高の愛竿でした。

 

この軽く、感度が良く、張りのあるロッドに、

ローギアである、コンクエストDC201 とを組み合わせ、

泳がないタングステンジグを細かく操作する。

コレで、どれ程の伊勢湾ビッグフィッシュを確保して来たことか・・・・・

 

しかしながら、流石に14年間の使用に伴い、

ロッドは既にボロボロ状態。

お蔵入りも何度も考えたのですが、

このロッドに勝る次のロッドが見つけられていない。

 

しかしついに、最近見つけてしまった。

新旧の入れ替えに相応しいロッドを。

 

昨年末での数日間の使用でも、

満足のいく感度と張り、そして操作性。

 

そして、実は今年の正月休みの釣行で (ブログは無いです)

初めて、愛竿であるSPADA60UL2 を持たずに釣行したのでした。

 

その日の釣果は・・・・散々たるものでした。

 (私だけでは無く、全体に渋い日でした)

 

そして今回、

不調続きの伊勢湾での、私の釣りを考えた結果、

新旧の愛竿の双方を連れて行く事 にしたのです。

 

前置きが長く申し訳ありません。

では、釣行ブログです。

 

 

1月13日 月齢29.4 (新月)

大潮始めですが、まだまだ日中の下げ潮は大きく動きません。

 

今回の乗船者は9名。

何時ものお仲間は居ませんが、

知り合いも多く、寂しくはありません。

 

冬の伊勢湾特有の北西風が吹いていますので、

モチロン、朝から潮を被りまくりでポイントに向かいます。

 

シャロー現場をスルーして、湾口のポイントへ。

波は特別に高くは無いが、風は強い。

 

テンションが少し下がっていましたが、

船団近くでの釣りがスタートされた。

 

水深はそれ程深くはない。

ベイト反応は・・・・・大したことも無い。

 

しかし、風が強いので、サワラが出る可能性が大きい。

モチロン、本命は脂ギッシュのサワラです。

 

周りの船団からもヒットコールは無い。

しかし、何時か何処かで始まるはず。

重要なのはその時、自分が油断せずにテンションを保ち続けていられるか。。。

 

隆盛丸船長は、得意の早見切りを行い、

船団から離れて捜索に出た。

 

コレが成功か失敗なのかは結果次第の大博打!

 

右舷ミヨシでバラシが有ったらしく、

サワラの可能性が上がった。

 

フラッシングの強いジグ、

フォール重視のスロージグ、

沈下速度重視のタングステンジグ。

 

ジグローテーションを早めて、

本日のヒットジグを探して行く。

 

ボトム付近でフォールバイト!!

引きは強くはない。

サワラの可能性が大。

 

そして・・・・

慌てて写真を撮ったので・・・下手くそでスミマセン。

本日本命の・・・ノーマルサイズのサワラ君です。

ジグはTGベイトスリム 120g 赤金 です。

(ロッドは旧愛竿SPADA60UL2)

 

本日は厳しい釣行を想定していたので、一安心です。

 

その後、もう一度、フォールバイトが有りましたが、

リアアシストフックを1本切られ、残念賞でした。

 

本日はバイトが確変せず、

一つ一つの拾い釣りの状態なので、

1バイトのフッキングをミスると大きな痛手と成る。

 

周りの船団でも、

中々、ランディングネットは出ていない。

厳しさは明白だった。

 

何度も何度も、ロッドチェンジに、ジグチェンジ。

何処に答えがあるのか?

 

ある時、フォール終了まじかでの、

コツン・・・っと言う明確なバイトが出た!

 

フッキングと共に来た重量感と、大きく出ていくドラッグ。

ライトタックルなので・・・・コレはあかん奴・・・・

 

途中右舷の方とのオマツリにも成りましたが、

無事にランディング成功~~

丸々のブリ  86cm

ジグは、TGベイトスリム 120g 赤金

(ロッドはモチロン SPADA60UL2)

 

その後の確変は、やはり無い。

 

場所を少々変えた所で、

船内にてホウボウが数尾揚がった。

今のホウボウ、旨いですよね~

 

私もホウボウ狙いで・・・

ボトム付近のリフト&フォール作戦で・・・・

バイト&ヒット~~~

 

あれっ・・・・・ちょっと引きが違う・・・?

あらあら~~サワラ君でした~~ラッキー

先程よりもワンサイズ小さいサイズ。

ジグもタックルも同じです。

 

ロッド&ジグチェンジは頻繁にしていました。

しかし、今回はロッドの魔力と言うか、底力と言うか・・・

何かを感じましたね~~

 

気が付けば、朝から吹いていた北西風も、

弱くなっていましたが、

12時の潮変わりのタイミングで、

再び風が吹き出した。

 

もうワンチャンスあるかも?

気のせいか、海底のベイト反応が増えた様だ。

 

ラスト10分前でのラスト流し。

愛竿の魔力が再び出た~~!

 

フォールバイトから

重量感タップリのラインの滑り出し。

 

余裕もあったし、時間も限られていたので、

少々強引に引き寄せようとした。

 

ランディング体制まで入り、

船長のタモアミ寸前までいった所で、

魚体の確認が出来た!

 

ブリのツインだ~~!

 

今まで、主導権はコチラで寄せて来られたのに、

突然の大パワーで引き始めた~~

 

私が動揺した事も有りますが、

別々行動だった2尾のブリが・・・・

2人3脚で力を合わせ引き出したのだ!

 

ラインの滑り出しが止められない。

 

しかし、時間を掛けてランディングに持ち込んだ時には・・・・・

2尾居たはずのブリが、1尾に・・・・・

フックがシッカリ映っていませんが、

フロントフックが2本とも伸びていました。

85クラスのブリゲット~~

 

タックルは同じですが、リアフックにブレイド付けています。

写真のブリはリアフックに・・

逃げたブリはフロントフックでした。

 

しかし恐るべし私の 愛竿SPADA60UL2

まだまだ現役の主役は譲りません

・・・っとロッドの声が聞こえて来ました。

 

 

PS: サワラもブリも脂状況はアタリでしたよ~~

   もちろん、アレも無し!