7月13日 22時6分
可愛い大切なエリがお星さまになりました
エリが頑張った最後を忘れたくないので、備忘録として書かせて頂きます
ただ、なんだか余りにもあっという間に駆け抜けてしまい、ちょっとぼ~として少し記憶があいま
いになってきてしまいました
先週の6日、今まで綺麗なピンクだったエリの舌が少し紫色になっていました
翌日の朝いちに獣医さんに慌てて電話をしたのですが、酸欠から来るものだから
酸素室に入れるしかないなぁ、と
それでもまだまだ元気で、たまにピンクよりになることもあるので 回復の可能性ありなのかなと
甘くみて、と言うかそう思い込もうとしてました
10日の日曜日
弟が一緒に寝ててあまりにも臭いと、ぬるま湯のお風呂に入れました
お風呂は嫌いだけど、Bossの命令だから仕方ない。
その後、ふき取れるだけ丁寧にふき取り、自然乾燥に
乾燥する時に熱を奪われるのがいい感じだったのか、夜まではぁはぁすることなくいい感じで
過ごせてました
夜になるとやはり暑くなってしまったみたいではぁはぁし始めてしまいました
恐らく、この日の夜に苦しそうだったのかエアコンのない2階の弟の部屋は暑いので二人でリビング
で寝ていました
この頃から、私とのお散歩は家から60mくらいの距離しか行かなくなりました
そこまでの距離で用を足すとさっさと帰る感じ
でも、弟と夜行くときはゆっくり散歩してきてました
午前中は血圧が低いためか、朝食を食べなくなりました
なーたのフラッシュバックで食べないのが何よりも怖く、近所の獣医さんに 携帯酸素ボンベの
レンタル申し込みとa/d缶を購入に行きました
酸素ボンベはあまり効果がないかもしれないし、高くつくから酸素ハウスを借りたほうがいいと言
われました。
家に戻り、a/d缶を食べさせると喜んで2缶一気食いでした
午後にかかり付けの獣医さんに薬を貰いに行き、a/d缶を追加購入
火曜日は暑さをしのぐ為に首と背中に冷え冷えタオルを巻きました
でも、効果はシャンプーした日ほどなかったかなぁ
後足が少し弱くなり弟との散歩もあまり歩きたがらないようになりました
なので私が行くときも、近くの草の生えているところまで抱えて行きました
はぁはぁする度合いが増えてきたのですが、鈍感な私は暑いせいだと思い込みエアコンや扇風機で
部屋を冷やしていました
この日はなぜか落ち着かず、今まで吠えたことがないのに突然吠えたりしました
母と私はどうしてあげたらいいのかわからず、おやつをあげたり、散歩に行ったりしていました
少し意識が混濁状態だったのかなぁ、私たちの言っている意味は理解するし、行動もするのですが
落ち着きません
この日は日中全く寝ませんでした。色々場所を変えて休もうとするのですが落ち着かず
どうやら横になるのは苦しいみたいでした
この日は夜も寝なかったそうです
弟が動物腫瘍の権威に見せに行きました
そこで、受け止めきれないほどの現実を思い知らされました
ですが、エリを見て居る限りではとてもとても隙間がないほど腫瘍ができているようには思えませ
んでした
限られたものだけどご飯も食べるし、おやつにもすごい執着してるし、お散歩にも行ってるし
でも、ドキドキしながら悲しみがひたひたと近づいている予感がありました
水曜日
やはり夜寝なかったそうです
この日はもうおやつも食べませんでした
でも、食べる意欲はあるんです
そんなエリを見て居てさすがの私も食欲がなく、ちゃおりんさんに頂いた蜂蜜ゆずジュースを飲ん
で居たのですが、なんとなく卵かけごはんが食べたくなり卵かけごはんを作りエリにあげてみました
ほんとは生卵はいけないとわかっていたのですが、でもなんでも食べてくれればと
そしたら、なんと舐めるじゃないですか。ほんの2匙分くらいを食べてくれました
少し食べたら調子がでたのかa/d缶も少し食べました
お昼に母が力うどんのカップうどんを食べていたのですが、それを欲しがるのでうどんを短く切り
つゆをお水で薄めたら、なんとしっかり食べてくれました
身体によくなくても今更なので食べたいものを食べてほしいと満足するまで食べさせました
この日も落ち着かずあちこちをうろうろと動き回りました
色々な場所で休もうとするのですが、身体を伏せると苦しいみたいですぐ起き上がってしまいました
眼はいってしまっているかのように上を向きはぁはぁしていました
弟がスポーツ用の酸素ボンでを買いに行き、吸わせてみましたが嫌がってなかなか吸いませんでした
それでも何とか吸わせてあっという間に終わってしまい、酸素ハウスを借りるのか、どうするのか
聞いても弟返事せず
エリ、反抗して齧ってます^^;
ちょっと無駄だと思っていたのかなぁ
この日はやけに外に行きたがり、お昼過ぎに雨が少し弱まったので少し外で佇ませました
部屋に入っても何度も窓際にいき、外を見て居ました
エリの様子を見ながらお仕事をやり終え、夕食後からエリをずっと撫でていました
もう横になって寝ることはできなかったのですが、私の太ももに頭をもたげかけて少しの間休むこ
とはできました。
でも、うとうとするものの寝ることは有りませんでした
眼を隠しても寝ませんでした
弟はたぶん、2日間夜きちんと寝れていないのと、そんなエリを見て居られないのかぐうぐう寝ていました
ただひたすら寝ていました
9時過ぎになり、そろそろトイレさせてあげないとと弟に声をかけたのですがその気無し
仕方なく、首輪をもってお散歩行く?と聞くととことこ歩き始め自分で少し段差のある玄関を
自分で下りました
玄関を出て、少ししゃがんでちっちをするのかなと思ったらまた立ち上がり、5歩くらい歩いてたら
満足したらしく部屋に戻りました
部屋に戻って少し部屋を歩き、ふと気づいたらいつも弟が食事をしているキッチンの椅子の所に
ぺたっと座り込んでいました
これは・・・
弟の居るソファまで運ぶとぺたりとしゃがみこみ、 ちっちを始めました
!!これは失禁じゃない?と母に声をかけエリを移動し後片付けをして戻ると
あれほど伏せられなかったのにぺったりしている
顔を見ると何だか目がとろん、としている
慌てて弟を起こすと痙攣が始まりました
弟が抱き上げるとすでにぐにゃぐにゃしてしまい、数度の痙攣の後旅立ってしまいました
22時6分でした
覚悟はしていたものの、あまりにも直前までそれなりに元気で過ごしていたので
いきなり?こんなにすぐに?とぼ~としてしまいました
母が声をあげて泣き出したので、母の背中とエリの顔をただただ撫でていました
弟が泣くに泣けないだろうと早めに部屋に引き上げました
ねこねこランドでラックを抱えて泣きました
みんなじっと心配そうに私を見守ってくれました
深夜にトイレに起きると、弟が段ボールにエリを移し、保冷剤を入れ、お線香をたいていました
この気候で腐敗が始まってしまったそうで早朝に7に氷を買いに行ったそうです
少しでもエリの姿を見て居たくて、火葬の予約を13時にしました
焼き終わり、骨を拾う段階になってまさかの雷鳴
えっ?ウソ?今日?と苦笑いしてしまいました
骨はびっくりするほど少なくて、うっかりするとなーたより少ない感じでした
火曜に測った体重は10.3キロで変わっていなかったのに
悲しさが増しました
そして、家に帰ろうとしたときに、ホワイトアウトの様な豪雨
なんと突風も拭いたようでサイレンが鳴り響いてました
涙雨にしても号泣すぎますよね
こうして、茶色くてまるっこい我が家のアイドルは白い小さな骨壺となって家に戻ったのでした
ちゃおりんさんより、素敵なお花を頂きました
ありがとうございます。
こうこさんより、アメジストのとてもきれいな念珠を頂きました
ありがとうございます。
意識がしっかりしている時に大好きなこやっしーに会って貰えばよかったとちょっと後悔しました
長々とお付き合いいただきありがとうございました