世界フィギュア男子フリー感想 | A.Sのブログ

A.Sのブログ

バレエ講師。羽生結弦さんが好きです。
自分の趣味や子ども達とのことを、時々書いてます。

 私は羽生結弦さんのファンでニヤリ

 スケートのテクニックの知識もない

 ただのライトファンでニヤリ


 って前置きをして…

 だから公平じゃないかもしれないですよ🙇

 

 で…

 ちょっと感想を書き留めておきます




 宇野昌磨くんのスケート


 死んだ母が大好きだったんですよ。

 ちなみに高橋大輔さんも好きでした。


 たぶん

 感情が素直に体に出る

 憂いのある雰囲気が

 好きだったんじゃないかな。

 


 でも一方で羽生結弦は

 天才だって言ってましたね。

 母の好みではないけどチュー


 だから…

 羽生さんが北京の後、

 現役を辞めプロになった時

 母は言ってました。

 「でもあの人は一生⛸️をするよ。

  ああいう人は舞台から一生離れられないよ。」

 って。


 私は「バレエの世界とは違うから

  スケート選手は一生はさすがに

  続けられないんじゃない?」 

 って返したんですが、


 今はなんとなく

 母の言葉が正しかったんじゃないかな

 って思ってます。

 羽生さんは何かを創り魅せることを

 やめられない性と運を持って生まれた人なのかと。

 


 今回の宇野くんのフリーを観てて

 すごく純粋な感じを受けて…

 それはなんだか全日本の時も思ったんですが…


 なんだか

 削ぎ落とされた?

 めっちゃピュア…

 あー、目指すとこが

 ジャンプジャンプじゃなくなったから

 なのかなぁとも思ったんですが…


 ちょっと北京オリンピックの時の

 羽生くんの自分の中しか見つめていない空気感

 と被り…

 あ、終わりなのかな…

 と思ってしまいました…

 

 ネイサンはそういうのがなく

 ゴールドメダル🥇で終わったから

 よく分からないけど…。


 キーガンの最後も

 やっぱり独特のあの現役を退く人の

 少年みたいなピュアな感じを醸し出してましたね…。



 私はアダムのスケート⛸️には

 そんなに興味がなくて…ごめんなさい🙏


 たぶん彼は

 ダンサーにいる魅力的なパフォーマーのタイプに見え るんです。

 もともとフランス🇫🇷のスケーターはみんな素敵。

 でも

 ヨーロッパのダンサーと被るっていうか…

 ダンス畑の私には

 スケートを見る必要がなくなっちゃう…

 (ごめんなさい🙇‍♀️あくまで私の好み)




 で、マリニンの今回のパフォーマンスには

 圧倒されました!凄かった!


 素人には

 回転が足りてるとかはよく分かんない

 4Aも3Aみたいだったし


 でもとにかく軸が細くてまっすぐ伸びて

 すごくジャンプが綺麗でスリリング


 彼はスタイルが良い。

 カクカクして昆虫みたいだった体の動きも

 改善されてて。

 音楽もいわゆる合わせなくて良いタイプの曲だから

 華麗に見えましたね。

 

 おどろおどろしい曲に合わせて

 次々にスリリングにジャンプに挑む姿は

 圧倒的。


 ネイサンの2019年のグランプリファイナルと

 被るけど、

 ネイサンより

 マリニンの方が

 身のこなしとスタイルが

 良いのでマリニンの方が好きです。


 でもマリニンに関しては羽生結弦ファンは

 4Aのことがあるし。


 マリニンっていかにも

 白人のやんちゃマインドって感じで

 うーんアジア人には真顔…ってありますよね。

 (たぶん実際に知人なら…真顔真顔真顔


 はっきり言ってしまうけど。

 4A4Aって。

 そりゃ誰でも挑戦していいし、

 成功してもいい。

 でも人の物語を勝手に

 ぶんどっていくような姿勢じゃないですか。

 メディアやISUのせいではあるけど

 露骨だから嫌われますよ。


 でも羽生結弦さんが

 4Aが北京で成功してたら…

 今のREPRAYのようなパフォーマンスの世界を

 生み出していこうとはしてない気がするんです。


 たぶん

 満足しちゃったんじゃないかなぁ…


 だから彼の運命は

 こうあるべきだった。

 あそこで成功しないから

 彼の物語はまだ続けられる。

 



 マリニンもここから

 自分だけの

 自分の

 物語を紡いで欲しいです 


 羽生結弦の後のとか

 羽生結弦を超えるとか

 じゃなくて


 イリア・マリニンの物語をウインク

 それがクアドキングなのかスケートキングなのか

 何でも良いから、本人自身の物語を。

 がんばって欲しいですねウインク


 若いって素晴らしいけど、

 人間の真価は若さが燃え尽きるころに

 現れる


 宇野昌磨さんも自分自身の物語を探している…

 今回そんな姿勢が見えて素敵でした…


 日本人スケーターさん達も

 みんな自分の物語を紡いでいけば良い


 自分自身を信じる人が

 最終的に強いんでしょう