通過しただけでは分からなかった魅力があった歌志内市。
歌志内市はかつて炭鉱の町として栄えたものの
現在は人口3,000人を下回る日本一人口の少ない市です。
昨年道の駅スタンプラリーの押印のために立ち寄っただけの歌志内市に泊まってみました。
宿泊施設はこちら、チロルの湯。
日帰り温泉もやっている施設です。
チェックイン前にお昼ごはんとして食堂で郷土料理なんこ鍋をいただきました。
馬の腸を煮込んだ料理で、
馬を使って作業をしていた頃に死んだ馬に対して
肉はもちろん腸まで残さず食べるための料理。
ふだんあまりホルモンを食べないので比較しづらいところですが
馬の腸は牛豚以上にどこで飲み込めば良いのかわからなかったです。
チロルの湯から5kmほど離れた郷土館ゆめつむぎにも行きました。
主に炭鉱資料を展示している記念館ですが
最も心が躍ったのがこちら。
昭和63年4月に廃線となった歌志内線の列車の車窓から撮った映像を列車の椅子に座って見るコーナー。
車掌さんのアナウンスも録音されていてとても良かったです。
ちなみに廃線跡は現在サイクリングロードとして整備されていたので
翌朝のランニングコースとなりました。
コース脇は記念植樹の桜が植えられていて
桜の季節はきれいだろうなと思います。
温泉もぬるめで気持ちがよく、湯上がりの肌がとても滑らかになり大満足の旅行となりました。
そんな歌志内市のマンホールは神威(かもい)岳と
スイス風にデザインされたかもい岳温泉と
かもい岳スキー場のロッジ。
チロルの湯もそうなのですが
自然が豊かで雪の多い歌志内市ではスイス風の景観で観光開発を進めている(いた?)そうで
市内いたることろにスイスを意識した建物がありました。