2662☆留萌郡小平町 | まのつくものが、すき

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マラソンとか、マンホールとか、うまとか。

「こだいら」ではなく、「おびら」です。


元々の地名は「小平蘂(おびらしべ)」


「河口に崖のある川」を意味するアイヌ語オピラウシペッが地名の由来ですが

1927年の鉄道省羽幌線の開通時に字画が多いという理由で「小平」駅を名乗り

その後1948年に自治体名も「小平」となった経緯があるようです。


えー、そんなこと言って北見に「留辺蘂(るべしべ)」駅あるじゃん!と思うのですが、

こちらは1912年に鉄道院湧別軽便線として開通しており


・鉄道院の頃は地名を正しく駅名にしようという意思があった

・軽便線だから(従来の鉄道より簡易な手続きで建設できたそうです。それと地名が関係するのかは知りません)

・かねてより小平蘂の住民が「蘂って書くの面倒だよな、難読だし」と思っていたため、これ幸いと切り捨ててしまった


からかと勝手に理由を推測いたします笑


そして「蘂」を放棄した小平町は

1978年に東京都小平市と姉妹都市になりましたとさ。



マンホールのデザインは国指定重要文化財の旧花田家番屋とカモメ。

周りの模様は青海波のようですね。

なお、旧花田家番屋は北海道の日本海沿岸の地域に多く建てられた鰊御殿なので

カントリーサインには建物と一緒にニシンも描かれています。