ツールド妻有2021リモート | まのつくものが、すき

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この前の日曜日、8月29日はツールド妻有リモート開催日でした。


ツールド妻有は新潟県妻有地方(十日町・津南)のサイクルイベントで

3年に1度開催される大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレの開催年には

参加者におそろいのサイクルジャージを配り、

サイクルイベントそのものをアートにするという、とても面白い大会です。


はじめて参加したのは3年前


仕事で偶然その周辺に出かけたやまいちくんが大会を見つけ

想像以上に過酷なコースにへばるやまいちくんを励ましながら

一生懸命ふたりで妻有の道を走りました。


ジャージ配布はないものの大会自体は毎年開催されており

昨年はコロナの影響で開催見合わせ。


今年はどうなるのかなと思っていたところ

アートトリエンナーレは中止となりましたが

ツールド妻有はリモート開催するとの吉報が。


普段のテーマカラーは黄色ですが

今年は医療従事者への感謝を込めた青色ジャージを作り

参加者が各々の場所を走ってSNSに写真を投稿し

その写真でフォトコンテストを行うというもの。


これは面白そうだと、ふたり揃ってエントリー。




このジャージだけで十分だと思えるほど、かっこいいジャージ。

ちなみに参加料は10,330円(ジャージ・参加賞手ぬぐい込み)


本当は稚内へ向かう海岸沿いオロロンラインを走る予定でしたが

緊急事態宣言が出たため遠出はやめて

各々近場で好き勝手に走ることにしました。


わたしは、すすきのから。


普通は黒い市電シリウスですが、

医療従事者への感謝を込めた青色シリウス(たぶん1台だけ)


続いて豊平川を南下して、石山緑地へ向かうはずが

なぜか大幅に通り過ぎて芸術の森


芸術の森周辺の人気ジェラート屋さん果樹林で水分補給をして

本来の目的地、石山緑地。


ここは小樽運河の石造倉庫などにも使われている札幌軟石の採掘場跡地で

札幌軟石で雑貨を作っているおねえさんに教えてもらい気になっていた場所です。


写真用に風景を切り取ってはいますが

日本とは思えぬ景色に大興奮。


今度は北上してモエレ沼公園。



白樺林に擬態する自転車


北大で「もう少しだよ」とクラーク先生に励ましてもらい


赤レンガ庁舎からの


大通公園でフィニッシュ。


約65kmの気ままでお手軽なわたしのツールド妻有リモート。


リモート開催はどんなものなのだろうと思っていましたが

日本にはたくさん綺麗な景色があるなと感動したり、

自宅でのローラー台参加にその手があったか!と驚かされたり、

霞ケ浦や筑波山麓の景色に懐かしくなったり、

休憩のたびSNSからみんなの様子が伝わってきて

すごく楽しかったです。


こんな大会も良いものですね。

なんとか開催しようと頭をひねってくださった事務局に感謝の気持ちでいっぱいです。


3年後は黄色ジャージで妻有を埋め尽くせますように。


なお、チェーンクリーニングをすると調子が良いということがわかったので笑

ちゃんとメンテナンスをして道内いろんなところを走ってみたくなりました。