2246☆日立市 | まのつくものが、すき

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マラソンとか、マンホールとか、うまとか。

日立市のマンホールカードのデザイン蓋はこちら。


出航する大きな船だと思ったのですが
こちらの正体は山車。

日立風流物(ひたちふうりゅうもの)という
国の重要文化財指定はもちろん
ユネスコ無形文化財遺産にも登録されているお祭りの山車です。

その起源は元禄8年(1695年)
水戸黄門としてお馴染みの水戸藩2代目当主水戸光圀が
神峰神社を鎮守に命じたときに宮田村の氏子たちが無病息災・五穀豊穣を祈願して
山車を奉納したのが始まりだそうです。

その後、享保年間(1716〜36年)に
人形浄瑠璃の影響を受けた村人が農作業のかたわらにんぎを作り
山車に人形芝居が組み合わされたと言われています。

その人形芝居が始まると山車のからくりが開いて
舞台に変わるのだとか!!

さすが山車の重要民族資料指定 第1号です。

山車は全部で4台。

日立市宮田町の4つの地区にそれぞれ保存されており
毎年4月の日立さくらまつりで4町廻り番で公開し、
7年に1度、神峰神社大祭礼にあわせて4台全ての山車が公開されるそうです。

直近の大祭礼は昨年2019年5月3〜5日。

今年は日立さくらまつりで1台のみの公開予定でしたが
新型コロナの影響で中止になってしまったみたい。

本当なら先週末に本町の山車が公開されたようですね。
きっと色々な準備があったでしょうから
来年2台公開にならないのかな。

山車の横は、市の鳥ウミウ。
周りは市の花サクラ。

全国にある鵜飼のウミウは全部
日立市で採ったものなんですって。

鵜の休憩場所が日立市内にあるから
そこで捕獲するらしい。

なるほど、だから日立市にある国民宿舎の名前が
「鵜の岬」だったのですね。

鵜の岬は国民宿舎で一番の人気施設とやまいちくんに聞いて以来
俄然気になっていたのですが7月の宿泊予約ができました。

その頃は鵜の捕獲場の見学もできるそうですし
海を眺めているだけでも気持ちよさそう。

その頃には旅行できると信じて。