2159☆岡山市 | まのつくものが、すき

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マラソンとか、マンホールとか、うまとか。

「しません、ポイ捨て!」

岡山市では平成19年に環境美化条例を全面改訂し
路上喫煙については他の人に配慮しなさいよ、という地域と
吸ったら2万円以下の過料をいただくよ、という地域に分かれたようです。


タバコを吸える場所がどんどん減ってきましたね。

来年春には改正健康増進法によって
飲食店などの分煙が厳しくなるんですよね。

わたしは吸わないし、どちらかといえば嫌煙ですが
嗜好品をここまで規制されるとキツそう・・・

そんなに騒ぐほど体に毒ならば最初から禁止すれば良いのにと思って調べてみたら
タバコ税を徴収するためにタバコを推進していた時代があったことを知りました。

日清日露戦争の頃は兵士さんへの慰問品として
タバコを渡していたそうです。

現在の税収に占めるタバコ税の割合は1.5%程度ですが
当時は12〜18%に及んだそうです。

で、その税金は軍事費に注ぎ込まれる、という仕組み。

軍事費に充てるために始まった年金制度と同じですねー

厚生年金制度の先駆けは1942年
第二次世界大戦の真っ只中に始まった労働者年金制度。

日本の公的年金は自分が払った分を積立て老後に貰うのではなく
世代間で助けあう賦課方式です。

今わたしが支払っている年金保険料は
今のお年寄りに支払われる年金の原資になります。

ということは、戦争真っ只中で
寿命も今より短くお年寄りの少なかったその当時の年金保険料は
年金として払う相手がいないわけです。

年金保険料を将来のために運用する・・・わけもなく
払う相手がいないからこそ年金制度始めるんだもんねっ
徴収した年金保険料は軍事費に充てちゃうよっ☆
ってのが日本の年金の起源なんですよね。

とっても、親近感が湧きました。


話をタバコに戻して、
現在は税収に占めるタバコ税の割合も昔よりは低くなりましたが
そんな経緯でタバコを推進していた時期があり
多くのしがらみがありそうなのでタバコ禁止にはならないのでしょうね。


吸っても良い。
だけど、高いタバコ税とるよ。
しかも、吸える場所減らしていくよ。
健康にも気を遣ってね。

・・・なんだか、愛煙家がかわいそうに思えてきました。

けど「しません、ポイ捨て!」の気持ちはお忘れなきようニコニコ