2140☆大東市 | まのつくものが、すき

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マラソンとか、マンホールとか、うまとか。

大東市の蓋は春の河内の風物詩「野崎詣り」のデザインです。

「河内名所図会」の挿し絵を模写したのだそう。


が、しかし、線が太いのかモノクロだとごちゃついて分かりづらいので
在庫切れ・増版未定のマンホールカードの
スクショを貼り付けておきます。



野崎観音(正式名称:慈眼寺)は749〜757年に建てられたお寺です。

戦国時代に本尊を残して全焼するのですが1616年に復興
1682年に野崎詣りが始まりました。

生駒山地の中腹で眺めがよく
大坂から日帰りで行くことが出来るため人気だったのだそうです。

陸路で詣る人と、屋形船で詣る人とが描かれているのは
昔は野崎観音の西側に大坂と繋がる大きな池があったため。
ちなみに陸路と屋形船の参拝者が互いに罵り合う「ふり売り喧嘩」という奇習があったそうです。参拝はピースフルな行事なはずなのに笑

今は電車が走っているあたりが、昔は池だったと思うと
古地図を見ながら歴史のお散歩をしてみたくなりますね。