民宿やまじゅうに目的をもって宿泊するために
宝浪漫マラソン2019走ってきました。
こちら今年が2回目の開催となる新しい大会で
場所は石川県宝達志水町。
能登半島のつけ根に位置する山あり海あり自然豊かな町です。
ちなみに、やまじゅうから12kmという好立地。
特筆すべきは、大会Tシャツにも使われているこちらのポスター。
原哲夫さんの「花の慶次」が町の観光ポスターに使われている点。
町内に末森城(跡)という慶次の幼友である奥村助衛門が守ったお城があり
作中でも取り上げられているため花の慶次のコマを使って自虐的なセンス溢れるポスターを使っているのです。
佐久市で北斗の拳マンホールを見て
2週続けて原哲夫作品に触れたやまいちくん。
今年の大会Tシャツに加えて
安くなっていた去年のTシャツもお買い上げ。
このTシャツで普段走ってたら
イタ車ならぬイタランナーっぽくて良いですよねー笑
能登半島で一番高い山 宝達山(637m)をモチーフとした
ゆるキャラほっぴーさんが会場内のランナーをお出迎え。
宝浪漫マラソンは30kmの大会ではありますが
宝達山の中腹までの往復6kmがコース前半に組み込まれており
昨年の口コミには「フルよりキツい30km」と言う人もいるほど。
なので久しぶりのマラソン大会にして
宝達山の往復というプレッシャーに押し潰されてみました。
スタートのブロック分けは自己申告制。
わたしは5分台へ整列しましたが、ストレスなくスムーズにスタートできました。
走り始めて2kmほどで踏切を通過。
3kmでこの看板を見て
4kmあたりからすでに登っていたので
この程度なら不動峠が楽だなーなんて思っていたら
ここからが本当の山場ですか、
左様でございますか、
舐めたこと考えてすみませんでした。
そして5kmからの1kmもまだ本当の山場ではなく
6km〜9kmで登って、折り返します。
周りでも時折歩く人が出てきますが
今日のわたしは文句も言わなければ歩きもしません。
だって、いつ何時上からやまいちロケットが降ってくるか分かりませんからね。
「下り楽しいよー‼︎‼︎」
こっちはまだ1km以上登りじゃ(´・_・`)
しかし、ここにきて希望の光が‼︎
あ、嘘。やっぱり絶望が・・・
何だかんだ楽しみながら登ると
ところどころ視界がひらけて景色を展望できる場所が。
こんなに登ってきたんだなぁと嬉しい気持ちに。
そしてお待ちかね、折り返し地点のオロナミンCエイド。
まだ開封してないのですが
ビールを飲んだかのようなこの表情。
やはり美味しく飲み食いするには
多少の困難があった方が良いのかもしれません笑
下ったあとは平坦でのどかな田舎道。
トトロの大きさ、伝わるかしら?
その後、国道へ出るのですが
この広い道路を僅かなランナーで貸し切る贅沢体験が出来ました。
楽しみにしていたエイドのことも。
飲み物はアミノバリューと水。
場所によって順番が違いましたが出来れば全エイド
アミノバリューを手前に置いていただけると嬉しいなぁと思います。
そして果物は基本がオレンジ&バナナ。
2箇所(18.4kmと24.3km)だけ追加でシャインマスカット&イチヂク。
シャインマスカットの掴み食い、贅沢な気分でした
前情報は'ぶどう(皮ごと)'だったんですよね。
皮ごと食べられます。と書かれたシャインマスカットの横のバナナ担当の男の子が「バナナ皮ごと食べられます」と嘘をついていたので「バナナは無理だ」と返しました笑
食べ物は1箇所(21.7km)
宝達志水名物オムライス、芋菓子、おだまきです。
なんでも宝達志水出身のシェフが
オムライスを考案したのだとか。
ふわふわした卵にチキンライス
塩気が程よく、元気になりました。
また、食べ物エイド後少し進むと
芋菓子とおだまきを提供してくれている和菓子屋さんの前を通ります。
お店のおばあちゃんが沿道で「おだまき食べた?」と。
美味しかったです、ご馳走さまでしたとお伝えしました。
まだ2回目の大会ですが
こういう地元に根付いた感じ、いいですよね。
民家の前を通るコースでは殆どの場所で
地元のご家族が応援してくれていましたので
選挙活動よろしく「ありがとうありがとう」と愛想を振りまくわたし。
和太鼓での応援もありましたよ!
25km地点では宝浪漫マラソン名物?信号待ち。
自転車イベントではよくありますが
マラソンではなかなか見ない光景です。
27kmあたりのトンネルを抜けると
目の前に、なぎさドライブウエイ‼︎
日本で唯一車で走れる砂浜を
一車線ずつ車と分け合って走ります。
砂に足を取られるかな?と心配していましたが
しっかり踏み固められており土の上を走るのと変わらない感触でした。
ここまで来れば、ゴールはあと少し。
2kmほど海を眺めながらぼーっと走って良い気分。
山あり海あり、とても楽しくて贅沢な30kmでした。
マラソン大会はお腹いっぱいだと思っていましたが
こういう地元の小ぢんまりとしたマラソン大会はやはり大好きでした。
少しアクセスが悪いのが難点ですが
出来るならば来年もまた走りにきたいです。
あー、楽しかった‼︎
宝浪漫マラソン 30km
2時間50分09秒(2時間50分02秒)
























