三重県内の移動は、場所によるものの
圧倒的に近鉄が優勢かと思うのですが
その近鉄には「鈴鹿」の名をもつ駅がありません。
鈴鹿市内の近鉄は「白子(しろこ)駅」なんですよね。
鈴鹿市といえば県内で四日市市・津市に次ぐ
人口第3位の都市。
山だって鈴鹿山脈というのに、なんでなのかなーと不思議に思っていたんです。
答えはやはり、市町村合併にありました。
1915年に白子町に白子駅が置かれたものの
1942年12月に戦争の軍事施設を作る兼ね合いで鈴鹿市と白子町やその周辺が合併していました。
ちなみに当時の合併はかなり異例であったとのこと。
戦後、白子町では合併解消の動きすらあったようなので
(解消に賛成45%反対54.4%)
駅名を変える需要はなかったのでしょうね。
鈴鹿市のマンホールは鈴鹿山脈から湧き出た水が
川となって白砂青松(はくしゃせいしょう、読めなかった・・・)の伊勢湾に注ぐ景色。
こちらは、小さな蓋。
マンホールカードは白子駅近くの観光案内所で配布中。