しんここしん、とかさ
語呂合わせですらないよね。
だれがこれを使うんだろうとおもっていたら
父親が使ってて驚愕したのはいつのことやら。
すくなくとも建築に興味のある女の子には
必要な知識ではないでしょうか。
性差じゃなくて、ひととしての個体差。
女性差別やらなんやら騒がれてますが
そもそも男性と女性はちがう生きものだもの。
声高にぜんぶがぜんぶ
平等にしろ、というのは
ちがう気がするな。
持ちつ持たれつでいいじゃないか。
じゃなきゃ男女わかれている意味がないよ。
今日のお蓋は鳥取県は鳥取市。
「因幡の傘踊り」でございます。

鳥シリーズもすきだけど
伝統工芸のお蓋も、とてもすき。
この傘踊り、昭和49年10月18日に
鳥取県の無形民俗文化財に指定されております。
江戸時代末期
ひどい旱魃が因幡地方を襲いました。
あめあめふれふれ もっとふれ
と、老農夫 五郎作さんが冠笠で三日三晩おどったらしい。
ちぇ。
どうせなら若い女の子におどらせればいいのに。
あら、いけない。差別発言だわ。
神様はわたしのように煩悩の塊ではないので
五郎作さんの願いをききいれ
三日目の夜に大雨が降り、飢饉を免れたそうです。
ただ、五郎作さんは疲れが祟ったのか
数日後に帰らぬ人となってしまいます。
そこで五郎作さんを悼んで踊りはじめたのが
傘踊りのはじまりだとか。
その後、明治時代になり
若者が賭博ばかりやっている現状を嘆くひとがおりました。
それが山本徳次郎さんというおじいさん。
なんとか若者に健全な遊びを提供したかった
徳次郎さん。
冠笠を長い柄の傘にかえて
剣舞の型を取り入れて振り付けすれば
かっこいいんじゃない?
若者を魅せられるんじゃない??と考えます。
徳次郎さんが作った長柄の傘踊り。
それはそれは勇壮で若者たちは
こぞって傘作りと踊りに没頭したそう。
こうしてできたのが
今にのこる「因幡の傘踊り」
合流

消火栓

仕切弁

こんなにたくさんの種類をみつけたなんて
すごいすごい。
どこかへ旅行しても、わたし、こんなに見つけられないもの。
センスあるなぁ。