3代目鎌倉殿・源実朝〈柿澤勇人〉数え年13
坊門信清の娘・千世〈加藤小夏〉数え年12
(後鳥羽上皇のいとこ)
元久元年(1204)12月
実朝は
京より迎えた千世と結婚しますが
その後
何となく憂鬱な日々を送っています
結婚を含めて 全てのことが
自分の関わりのない所で
決まってしまうことが
不満だと言いますが
はたして それだけでしょうか???
昔々の大昔
こんなドラマがありました
「奥さまの名前はサマンサ
旦那さまの名前はダーリン
ごく普通の二人は
ごく普通の恋をし
ごく普通の結婚をしました
でも、ただ一つ違っていたのは
奥さまは魔女だったのです」
お決まりの口上を聞くたびに
「奥さまが魔女だったら
ごく普通の二人じゃないじゃん」と
ワタクシ
いちいちツッコミを入れていましたw
で、今回のドラマ
ワタクシ思うに
実朝さまは○○だったのです!!!
たぶん同性愛指向が強くて
京から来た姫君よりも
例えば、泰時クンのほうが
気になってしまうんだと思います
武家社会には
男色など当たり前にあるでしょうし、
実朝は 数え年13
まだ思春期とも呼べないほどの
成長過程なので
完璧な性癖ではなく
一時的なものかもしれません
13歳は13歳なりに悩んでいたんだと思います
お婆婆「悩みがあるようだな」
実朝「妻をめとった」
お婆婆「おー めでたいのー」
実朝「私の思いとは関わりのない所で
全てが決まった」
お婆婆「お前さん・・・まあいい」
おそらくお婆婆は
「お前さん、男が好きなんだろ?」と
言い当てようとしたんでしょうねー
「お前の悩みは どんなものであっても
それは お前一人の悩みではない
はるか昔から同じことで
悩んできた者がいることを忘れるな
この先もお前と同じことで
悩む者がいることを忘れるな
悩みというのは そういうものじゃ
お前一人じゃないんだ 決して」
お婆婆「気が晴れたか」
ワタクシ
今まで見てきた
大竹しのぶさんの芝居の中で
今回の歩き巫女が
一番の名シーンになったと思いますぜ
昨今
LGBTとか
デカイ声で文句ばかり言ってる輩がいますが
もうちょっと冷静になってもらいたいですね