東京湾サワラ乗合へ。 | 上屋敷隆 TODAY in GAME 2

上屋敷隆 TODAY in GAME 2

ルアーフィッシングギアメーカー、
Mangrove Studioの代表・上屋敷隆のブログです。

久しぶりに東京湾サワラがスタートしたということで、

「深川・吉野屋」さんからサワラ乗合16名限定の出船。

9月1日からだったが、台風後の影響か?残念な釣果が続いていた・・・。
当然、状況は厳しいであろうから覚悟はしてました(笑)
 
川崎周辺の水深18m、水面には大量の小さなカタクチが確認できるほど浮いている。
必ずサワラが付いていると確信し、もはや定番の「ブレードジギング」を開始。
投げて底を取って巻くだけという単調な苦手な分野。
唯一救いなのが”投げる”こと。

 

シマノ「タングマンブレード」50gでのヒット。

 

今回同行のブレード先生こと「増田君」から・・・
「上屋敷さんロッド動かし過ぎです」
「直線であまりロッドを動かさないで早巻きです!」「ハイ」
潮目沿いに「ミズナギドリ」が乱舞。この鳥の下には必ず・・・
すると!同船者にヒット!増田君にもヒット!

 

サワラの跳ねも確認できるほどになってきた。時合い突入か?
ブラインドで「ストライクジャーク」105mmをキャストするが、
やはり目の前を通過させないと食わないか?
再びブレードに持ち替えた時には、
鳥も消え時合い終了・・・。船中4本くらいあがったか?

 

エリアを変えて水深15m。反応はビッチリあるようです。
1投目からヒット!ん?違う。太刀魚でした。
しかし、この太刀魚が、かなり高活性で次々とヒットしてくる。
またかよ~。また太刀魚だよ~。という声が・・・
船長いわく「この中にサワラも混じってるから、しつこくやってみて~」
言ったとおりになりました!サワラがポツポツとヒットし始めた。
次第に解ってきました、ブレードを着底即トップスピードで巻いてアタるヤツはサワラ。
モタモタしたり、トロトロ引いたり、途中で止めたりすると太刀魚がバイトしてくる。
フォールでは仕方がないが、釣り分ける事ができる事を発見。
XGのギア比でハンドル1回転で約1mのMAXリーリングには追い付けないのだ。
そして見る見るうちにに釣果は伸び、今シーズン最多本数となった!

 

サワラ狙いは私自身2014年頃から、
ジャークベイト(ミノー)による狙い方でナブラ撃ちが主流であり毎年の楽しみでもあった。
今回は、2021年頃からブームとなってきた「ブレードジギング」。
現在、東京湾では約8割?が、この釣法でサワラを狙うようになりました。

 

サワラ好きの僕にとって、いよいよ避けられない釣法の一つとなり、
これをマスターする為には、ブレードの使い手?先生が必要。
そして今回、その筋に精通している「上州屋新宿店」増田君にお願いしました。

 

今回、ヒットしたブレードジグ。

40g、50gが主流となり。

フックは2/0、3/0へ変更したほうが良い。

あと今回、ランディング後の衝撃に

2個のスプリットリングが伸びてしまった。

 

ロッドはプロトだが、6~7フィートクラスでライトアクション。

サワラの不規則な引きに追従するブランクの柔らかさが欲しい。

リールは4000、5000番クラス、HG以上のギア比は必要。

ステラ5000XGだとハンドル1回転約1m巻けるのが基本。

ラインは8本縒り以上の滑らかなラインがお勧めで1.5号を推奨。

リーダーは1ヒロ程度の長さで、フロロ6~8号を使用したが、

ショック吸収しバラシ軽減を考えるとナイロンでも良いかな?

ロッドの性質にも関係します。

 

以上になりますが、今シーズンのサワラはこれからが本番。

面白くなりそうですよ!